みなさん、こんばんは
中央市場でーす。だいぶ遅く市場に顔を出してきました。
ちょっと用事があったもので…。その時に今となってはずいぶん遠いことのように感じるロックダウン時の話になりました。私がよく話すのはスーパーマーケットについてです。何故かと言うとちょいちょいブログでもお伝えしましたが、ロックダウン時の外出が当初本当に厳しくて薬局、銀行、タバッキとかの用事でも外出はできたのですが、一番みんなが共通した理由で外出するのはやはり食料品の購入のためだと思います。
旧市街に住む私は食料品の購入に大きな混乱に巻き込まれることはありませんでした。それは店舗やレンタハウス、留学生用のシェアハウスなどがあるから現実としてそりゃそうだと言う結果だったのかもしれない。しかし郊外や住宅街はかなり大変だったと聞きます。あまりに同じ街に住んでいてのギャップにいまだにピンとこない私は会う人会う人にみんなこの事を聞くんです。しかし返ってくる言葉は殆どが同じようなもので、行列に１時間並んだとか２時間並んだとかはみなさん言われていましたね。そうかー、やっぱりそうなんですね。大型スーパーはやはりみんなが言っている通りでよくテレビのニュースで出てくるあの光景を経験していたんですね。最初はパスタがすごく売れていたよとか、お米はあまり人気なかったよとか、トイレットペーパーの混乱はなかったよとか言っていました。
でー、
それらは何度かお話ししていましたが、ちょっと面白いのがあって。
朝からスーパーに並ぶのはおじいさんお婆さんなんだって。…それっておかしい？朝はお年寄りっぽいイメージがあるけどなーって思った。『だから俺は朝からスーパーには行かないんだ』と友人は話していた。お年寄りって朝とても早起きっぽいし、普通のことなんじゃないかなって勝手に判断していたんですが、『違うんだな、それが』って意味深なクイズをかましてくる。
おじい、おばあは誰かと喋りたいんだって言うの。公園や広場に行くのも禁止されていたから、ベンチでくっちゃべるあのルーティーンができなかったんだよって言われてなるほどの理屈だ。誰かと話したいが過ぎるイタリア人のお年寄り諸君はスーパーに行けば話ができると踏んだ結果、変な現象ができてしまったって、あり得そうな話かもしれない。友人は参っていたが、おじいたちも考えていい案だと思ってやった事だから許してあげようよ、済んだ事だしね。
ふと思い出す。サンジミのおじいたちの憩いの場、３月４月の頃はどうしていたんだろうな。そして私がこよなく愛するサンジミのおじいたちにいつ会えるんだろう、元気かしらん…会いたい。
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保健省が発表した７月１７日、18時現在の数字です。
イタリアは総数243,967人。
内訳：12,456人の今現在の感染者と35,028人（前日比11人増）の死亡者、196,483人（前日比237人増）の快復者となっています。
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at 2020-07-18 08:26