みなさん、こんばんは
中央市場でーす。行きますよ、今日も。お店がどうなってるか、人の流れがどうなっているかをちゃんと把握しないとね。
今日も色々お店のアイデアを携えて市場に行きました。今日は父ちゃんのマウリッツィオがPCR検査だったんだね。別にコロナになりそうだとかコロナの疑惑があるとかってんじゃないんです。これは日本のそれとは違いますよ。結論で言うと、彼は別の検査があるんです。その検査のためにこれをやんないと先に進めないらしいんです。鼻の奥までグーっといってしんどかったそうです。1、2日で結果が出るんですって。
そんなことだから、私はその息子のステファノと一緒にお店を開けました。
しばらく色々お店のことをやっていたら一本の電話が入りました。測量士のサラからです。
『これからサン・ロレンツォ教会まで来てくれないかしら?』
どうやらアパートの会議があるんですって。えー、知らないよとは思ったけど行けない身でもないから3分くらいで駆けつけました。場所は教会の向かって左隣にある会議場でした。
なんでこんな大袈裟なって。だってメンバーは建築士と測量士とアンミニストラトーレ、地上階のオーナーである2人と私の計6名ですよ。そういや先々週に書留が来ていました。その書留の業者(郵便局ではなくプライベートな会社ですね)の引き取りの紙が家のポストに入っていて、その業者を見たときにこれはステファノ(=アンミニストラトーレのおっさん。名前がややこしい)からかなとは思ったんです。その書留の引き取りは今週行くつもりでまだ行っていません。よって私はこの話し合いを電話で知ったのです。そもそもこんなアナログなことがあるのだろうか?
プラプラしている身でよかった。すぐにその話し合いに駆けつけることができた。内容は本当にどうでもいいしょーもない話でがっかりでしたが。以前ならステファノの不動産のオフィスでやるのが、ただただ6人の参加者のためにわざわざ100人くらい入れる会議室のようなイベントスペースを借りたのだそう。なんとなく想像は付いたが、一応訊いてみるとやっぱり1.8mのソーシャルディスタンシングを考えると無理が生じるから現在の規定上、このやり方しか話し合いもできないんだそうで、なんとこのどうでもいい話し合いのために50ユーロでこの会議場を借りたんだそうです。時々厳しいな、イタリア。
検温して記入し、サインも必要。話し合いは1時間半ほどで済みましたが後でステファノとサラと世間話をしたところ仕事にかなり支障が出たこのコロナ騒動。大きな被害は観光業だけではなかった。測量士のサラは私の家に来たように家に訪れて測量するお仕事だから2ヶ月仕事ができなかったそうです。勿論今は再開したけど苦労の顔色を見せていました。
そんなこんなもあって、大きなクレームをいれる気にもならなかった。この度はみんなやっぱりいろんな影響が出ていると思うと誰もが好きでこの状況を受け入れている訳ではないんですよね。
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保健省が発表した7月21日、18時現在の数字です。
イタリアは総数244,752人。
内訳:12,248人の今現在の感染者と35,073人(前日比15人増)の死亡者、197,431人(前日比269人増)の快復者となっています。
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