みなさん、こんばんは
中央市場でーす。今日は行っていないけどね。
昨日の夜、サボろうと決めていましたのでそのまま行きませんでした。
市場のお仕事は2005年からやっているんですが、始めた頃は売るのが好きだった。接客とか。楽しいですね、いろんな国の人たちと話せて会話の勉強と知識の積み上げができます。それが段々と接客より『どうやったら売れるか』って戦略の方が好きになっていきました。
商品の配置とか、見せ方を考えるのは昔から好きだったけど、もっと今は好きになっているかもしれません。
コロナのせいで現在客層があまりに変化しているので、それを見定めるのに今日は時間を取りました。全てにコンセプトがないと商売って上手くいかないので、時間もある事だから少し念入りに作戦を立ててみる。私の場合、長く考えていても無意味で、時々気晴らしをしながら考えての繰り返しですね。そうするといきなりポンといいアイデアが浮かぶ。それを実行に移し、上手く行ったら継続、行かなかったら変更、これの繰り返しです。そこでお店としての意見が食い違った場合は、論破する内容を作っておく。論破できなかったら一番いい案でやってみる。いつものやり方。本当に何が正しいものか決まっていないから大変です。
しばらく頭を使って、休める。気力は結構使いますね。
さて、街をさんぽする。落書きを消されてきた通りに新たな落書きがある。これはもう数ヶ月経ったかな?普通の民家のドアに落書きですよ。フィレンツェの象徴、ドゥオモが描かれている。アートと言うのは上手い下手より、『好き』か『嫌い』に分けた方が絶対にいいと思っています。下手だからダメでは無く、惹かれる作品だってあるに違いない。歌だって上手いから売れるとは限らない。その人の魅力や声、表現でその能力が劣っていたとしても全体のオーラで売れる人もいるし、それを好きだと言う人がいる。
そんな考え方だから、私は面倒臭い人間なんだろうな。フィギュアスケートや絵のコンクールなど勝敗をつけるのがどうしてもピンとこない。自分にとっての順位ってあると思うんですけどねぇ。
この絵は私にとっては得意の部類ではないが、もしかしたらここの家主はその画風を気に入って、お願いしてこのドアに描いてもらったのかもしれない。
さて、
いろんな人がドゥオモを描くけど、同じ素材でも描く人によって全く違うものになりますよね。先程のドゥオモが描かれているドアもそうですが、これをどこで見たか思い出した。そこからそんな遠いところではない画廊だ。似たような作品がウィンドーに並ぶ。
そして、ここの壁にも絵が描かれていました。これ描いた人って好きなんだな、ドゥオモ。
…本当に何が正しいものか決まっていないから大変です。
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自宅にいながら当店のイタリア食材&ワインが欲しい人、注目です♪ オンラインについて。中央市場地上階にあるL'Angolo dei Saporiです。商品などの注文発送についてはこちらから。 重さ便の商品リストはこちらから。ワイン便の商品リストはこちらをご覧ください。 お問い合わせはangolo.dei.sapori@hotmail.itへ。もれなく『フィレンツェ中央市場たより8月号』をメールで送らせていただきます。
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保健省が発表した7月29日、18時現在の数字です。
イタリアは総数246,776人。
内訳:12,616人の今現在の感染者と35,129人(前日比6人増)の死亡者、199,031人(前日比275人増)の快復者となっています。
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