みなさん、こんばんは
フィレンツェでーす。
せめてフィレンツェを去るまではなぎさの作り方はお休みして、現状の情報をお伝えしていこうと思っています。
フィレンツェに行きたくても来れない方の声は私にもしっかり届いております。みんな来たいもんね、イタリア。
今日のドゥオモ広場もそこそこ人がいた気がしました。やっぱり比べるのはロックダウン時よね。あの頃、人がいないフィレンツェなんて地獄絵だと思いました。だから少しでも人が増えると少し安心すると言うか、もっと人が増えてくれればいいのにと思うのです。用もないのにドゥオモまで(とは言っても自宅から2、3分なのですが)いそいそと行ったのかと言うと、ドゥオモ近くのスーパーにお邪魔するためです。私が市場にもう行かないと言ったら行かないんです。日本に帰ると公言したら思った通り日本からあれ買ってこい、これ欲しいと連絡がありました。市場で手に入れられるものは全部お断りして、お店で売っているものも全部お断りして、代用できるスーパーのものを買いに行ったんです。
これを頑固と言うのでしょう。
でも有言実行とも言います。市場には行かないですから、日本から戻ってくるまで。ですから、市場で売っているものを個人的に言われても受け付けませんからね。
で、スーパーに行ったんです。私あまり行かないんですよ。洗剤とかそう言うのは買いに行くんですけど。ですからスーパーは月に2回くらいですかね。大体必要なものは頭に入れておくか紙に書いて冷蔵庫に貼り付けておくんで買い忘れとかまずないですね。で、スーパー行くじゃないですか。まぁしょっちゅう言っている訳ではないので特に言えるものじゃないんですけど、お菓子とか安売りしていましたよ。賞味期限を大きく明記してだから安いんですよって言って売っていました。
スーパーではなかなか珍しい光景だと思うんですけど。いつもやっているのかもしれませんが、私の目に入ってきたのはほぼ初めてじゃないかしら。要するに観光客が使うようなスーパーはお菓子などが飛ぶように売れる。それはお土産とかで、私も見たことがあるのですが日本の方めちゃくちゃ買い占めますよね。だから多めに仕入れていたものが、在庫のダブつきにより、値段を下げざるをえない状況に。その値段も微妙で、これが通常の値段を知らないからお得なのかどうかよくわからん。けど安いんでしょうね、捨てるのも勿体ないですもん。
うちのお店もそうですよ、どんどん賞味期限が切れていって売れるものが減っていくんです。じわりじわりと効くこのジャブがしんどい。食品を扱っている人なら絶対わかる状況だと思います。毎日捨てるんですよ、泣きながら。
だから観光業に直接結びつく職業でもそうでないところもみんなみんなコロナに影響されているんですよね。
コロナは迷惑だけど怒ってもしょうがないです。私は日本行きに向けて着々と準備中。大体出発前日か当日に荷物を詰めるんですが、暇だから少しずつ準備しています。全てが新鮮だよ、コロナのせいで。
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