昨夜、行きたくもないロンドンに到着しました。
私はそれでもまだブロガーだからこんなフライトでもネタにしてみなさんに笑ってもらえたら何よりだと思っています。そして何かトラブルがあっても笑いで乗り越える自信はあります。
が、『何でこうなっちゃうの?』って思う時はちょいちょいあって、それでもまだ笑っていられるんだから私も随分と人間が丸くなったんだなって思います。さて、何が起きたのかをお話ししましょう。無事にフィレンツェは出発できたんです。最終の手荷物チェックをするお兄ちゃんたちも興味津々に、
『そうかー、日本に行くんだね。日本はそんなに大変でもないんでしょ?』
『そうでもないみたいです。なんだか感染者も増えているみたいで落ち着かないようですよ。勿論イタリアのそれとは比べられない程度ですが』
『二週間の隔離はあるの?』
『それも覚悟して帰国します』
『頑張ってね』
ああ、こういうところがイタリア人の良いところよね。少し励まされた気分で飛行機に乗るぞって背中を押された気分でした。
2時間ほどでロンドンのシティー空港に着陸しました。
眼下に見える車が左側通行で、あ、イギリスだって思って。ダブルデッカーが見えた時もちょっとウキウキもあったんです。
そこで一仕事。空港を出る前にタブレットで質問事項に答えないといけませんでした。その質問の数が50個くらいあって、面倒でスキップしようものなら前に進ませないスタイルなので全部答えなくてはダメです。結果5分くらいロスしてただのトランジットなのにと思っていましたがようやく解放されました。
恐ろしく小さいシティー空港。フィレンツェの半分もないんじゃないくらいの大きさ。意外に肌寒く、これからヒースロー空港まで移動しないといけないのかとまた嫌々モードに突入。
タクシーはガッツリ止まっていたのですぐに並ばず乗れたのですが、早くホテルに行きたい!そして休みたい。次の日の朝を考えると寝てしまいたい。
シティーとヒースローは意外に遠く、中心街を突っ切って行ったので結論1時間半も要してしまいました。しかし懐かしい景色やバッキンガム宮殿が見えてきた時は少し嬉しくなりました。途中雨もどんどん降ってくるし、それでも車窓観光は随分楽しめました。ドライバーさんも優しくて私が色々聞くと丁寧に教えてくれます。何も聞いていないのに勝手に『ここ見て!ハロッズだよ』と言ってきたのは笑えた。わざわざ振ってきてデパートかいって、お茶目なドライバーさんだ。この時まではまた楽しくなっていたのです。
しかしその後が悪かった。私は空港近くのヒルトン・ガーデン・インを予約していたのです。念のため予約内容もドライバーさんにちゃんと見せた上で告げていたのに彼がチョンボをしました。
ヒルトン・ガーデン・インは空港近くに二つあったのです。彼が私を降したのはヒースロー・エアポートで私が予約したのはヒースロー・ターミナル2アンド3でした。よって、チェックイン時に弾かれることに。話をするとこの間違えたホテルから予約したところまで車で10分かかると言います。仕方ないのでタクシーを新たに呼んでまた移動。悲喜交々とはこのことですね。
ようやく目的のホテルに到着した時は20時をゆうに回っていて、ゴチャゴチャやっていたもんだから疲れは最高潮でした。翌日のフライトの関係から朝はタクシーを4時40分に予約したので1時間前くらいには起床したいからとか考えていたら既に24時。これは寝過ごしたらえらいことだと思って覚悟の徹夜に踏み切ったんです。実は先に書いた『ゴチャゴチャやっていた』とはこのホテルまで連れてきたインド人タクシードライバーのことで、もっと言うと翌朝の空港までも別のインド人タクシードライバーが連れてってくれたんですが、本当にインド人って…って思うことがあったんです。それも含めてタクシーでのあるちょっとした対処法について次回はお話したいと思います。
しかし現在位置はもうパリを2時間後に出発します。次回は日本からってことになりますね。
ではでは〜
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