みなさん、おはようございます。
久々に東京へ。
ここを訪れたのは3年ぶりかしら。浄土真宗本願寺…うちとは宗派が違うけど、お邪魔します。
ここは『寺なんてどこも同じだよ』とは決して言えない独自性がある場所。イタリアに旅行に来ている方も『教会をたくさん見過ぎてどこも同じに見えるよ』と言われることがあります。ガイドから言わせるとそれぞれ違うんだけどなぁ、って思うのは当たり前で。それならどうやって独自性を魅せてそれぞれの建築物の素晴らしさを伝えることができたらいいなと思います。
信心が薄いから、私が私用で訪れるのは失礼かと感じつつ、吸い込まれるように内部をお参りしてきました。心がスーッと洗われるような気分になるのは私がやはり日本人でその心が今までの習慣などの経験からなのでしょう。懐かしさとか安心感とか感じるものですね。内部でお賽銭を投げた後、間も無くお経が読まれ始めたので一礼して私たちはその場を後にしました。
そもそもの用事はここではなく、その近所にあるお寿司屋さんでした。友人の行きつけのところで久々の再会を祝うものです。築地から豊洲へ移動した市場の影響はとても大きかったと言う話で、活気というより落ち着きが感じられる町。現在は外国人観光客もいないのでよりシーンとしています。行き交う人びとは働く人たちで、その歩く速さも東京人ならでは。肩で風をきって時間が早く流れていきます。
築地本願寺もいつもなら観光客も多いのかもしれませんが、よくも悪くも天気が悪かったのとこのご時世です。ゆっくりここの空気を吸うことができました。
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