宮古島旅行2020：伊良部島のいま

みなさん、おはようございます。

宮古島旅行記2020

第1回『南西へ1,880km飛んでみた』第2回『宮古島の絶品イタリアンレストラン』第3回『宮古島でいう『市場』とは』第4回『魅力的な南国の野菜たち』第5回『伊良部島のいま』第6回『宮古島を見て聞いて知ったこと』

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【今年のトスカーナ産オリーブオイルは極上の出来でした！！】

2020年初物オリーブオイルをイタリア、トスカーナ州より。

ご希望、ご注文の方はこちらの記事『初物2020年EVオリーブオイルの日本への注文販売します！（12月1日より発注分』でチェックしてみてください。

こんな年なのに出来が最高でメチャクチャおいしいです。過去一くらい凄いです。初物のお使い物にもいいと思います。

当店もそうですが、オリーブオイルの作り手さんも危機的な状況です。できればご協力お願いいたします。

お問い合わせ　nagisamiyamoto@hotmail.com

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宮古島の隣に伊良部島という小さな島があります。どちらも漁港があるので行ってみようということになりました。以前は簡単に行けなかったものの、2015年からは伊良部大橋という３.５kmの橋が架かっている。海に架った橋なのだから、風には弱い。風速20kmで道路の閉鎖になるそうです。

『それなら地下に走らせたほうが良かったのに、景色を楽しめるように海の上に作ったんだよ』

なんてこと…島民たちのためではなく、観光目的のための建築だったようです。だから、おばあたちは行き来でこの道を歩いたりするんだと。風で道路が閉鎖されても歩いてしまうらしい。ちなみにこの橋は自動車専用道路です。おばあは自宅に連絡を取り橋で家族を待つ。訝しがって家族が迎えに行くと歩いて渡ったおばあが待っているって笑い話が当たり前のようだと話してくれた。毎回ではないだろうけど、全く無かったエピソードでもなさそうです。

確かにこの日も風が強かった。橋には数カ所非常用に停まれるよういくつかの空間が設けられているが、みんなそこに止まっては写真を撮ったりしている。そんなことして大丈夫なのかと心配したが『大丈夫！』と元島民の知人が言うので一瞬止まってもらった。風が凄いので間も無く出発する。奥に見える島が人口5,000人の伊良部島です。島にある自生した植物もかなり面白い。

橋を渡り切るとすぐに『島の駅』がある。ここの人たちは橋の駅と呼んでいるようだが、彼らの市場と呼ばれるスーパーのちょっと小さくなったような道の駅と何ら変わりはない。景色がいいところにこんな建物を建ててと言っていたが、流行ってはいなさそうでした。このコロナ禍で少し観光客が減っているのかもしれません。

ピンク玄米150円

ちなみにここで有名な飲み物があります。宮古島でも売っているのですが、玄米の重湯のような甘い飲み物。着色料でこの色が出来上がっているらしい。蓋には作った人の名前が書かれていますが、どれも同じであるおばあの名前が。その人のが一番有名らしい。島の人たちにとっては懐かしい味なのだと言うが、普通に飲むとどこがいいのかわからなかったと別の友人は本音を言っていた。故郷の味ってやつかもしれません。私はお腹も空いていなかったし、喉も乾いていなかったから挑戦しなかったが、テレビでも取り上げられたんだと嬉しそうに語っていたのを思い出した。ところでこのピンクは色がなくなると青になったり緑になったりすることもあるそうです。

港に行くとやはりシケ続きでほぼ誰もいない。

カツオで有名なこのあたりの海だが、勿論いろんな魚も手に入る。ちなみに漁港での値付けが宮古と伊良部では少し違う。宮古はちゃんとやって、伊良部はいい加減なんですって。買い物をした後にカツオをおまけでくれたりするので漁港なら伊良部島の方が面白いよだって。これはまた機会を作って遊びに来てみたいものです。

島には橋を使って渡ってきた大型バスなどもあり、小洒落た小さなお店に横付けして買い物を楽しむ観光客のために自由時間をとっていました。このような小さな島が観光に舵を切った時点で島民の生活はガラッと変わっていくことだろう。それがいいのか悪いのかはわからない。でも以前起きた『宮古バブル』の煽りは確実にこの伊良部島にも及んだに違いない。複雑な気分はモヤモヤとして今でも私の心に残っています。

つづく…次回が最終回です。

さて、

Firenze Today : 9 dicembre 2020　16.40

トスカーナのコロナ情報です。赤字は前日と大きく変わったものをわかりやすく明記してあります。

【感染者数】(positività al Coronavirus)

現在、トスカーナ州は20州中ワースト10番目の感染者数（10万人中2,947人、イタリア平均だと10万人中2,912人）

州内で高い県はプラート県が10万人中3,759人、他にピサ県3,648人、マッサ＝カッラーラ県が3,592人、低い県はシエナ県で1,665人です。

トスカーナ州（新規505人/総数109,923人)

平均年齢は約48歳（20歳以下13％、20-39歳22％、40-59歳34％、60-79歳19％、80歳以上12％）

フィレンツェ県(新156人/総数30,731)、プラート県(33人/9,687人)、ピストイア県(56人/9,710人)、マッサ＝カッラーラ県(48人/7,000人)、ルッカ県(58人/11,130人)、ピサ県(54人/15,287人)、リヴォルノ県(35人/7,694人)、アレッツォ県(26人/9,852人)、シエナ県(24人/4,449人)、グロッセート県(15人/3,828人)、その他(555人)

【現在の感染者数】(gli attualmente positivi)

トスカーナ州（総数24,605人）前日比-5.5%増

【回復者数】(i guariti)

トスカーナ州（新規1,900人/総数82,361人）前日比2.4%増

【死亡者数】(dicessi)

現在、トスカーナ州は20州中ワースト11番目の死亡者数（10万人中79.3人、イタリア平均だと10万人中101.5人）

州内で高い県はマッサ＝カッラーラ県が10万人中169.8人、他にフィレンツェ県104.5人、プラート県が81.5人、低い県はグロッセート県で30.2人です。

トスカーナ州（新規24人/総数2,957人）

平均年齢は84.4歳。今回新規の男女別数：男性8人、女性16人

フィレンツェ県(新規8人/総数1,057人)、プラート県(1人/210人)、ピストイア県(4人/229人)、マッサ＝カッラーラ県(0人/331人)、ルッカ県(0人/270人)、ピサ県(6人/318人)、リヴォルノ県(0人/220人)、アレッツォ県(2人/141人)、シエナ県(1人/89人)、グロッセート県(2人/67人)、その他(0/25人)

保健省が発表した12月9日、18時現在の数字です。

イタリア全体の総感染者数(totali casi)：前日比14,842人増／総数1,757,394人

今現在の感染者数(attuali positivi)：前日比-11,294人増／総数737,525人

快復者数(dimessi/guariti)：前日比25,497人増958,629人

死亡者数(diceduti)：前日比634人増／総数61,240人

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