リスクヘッジ

みなさん、おはようございます。

耳がちょん切られる前のまるちゃん。

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【去年のトスカーナ産オリーブオイルは極上の出来でした！！】

2020年初物オリーブオイルをイタリア、トスカーナ州より。

ご希望、ご注文の方はこちらの記事『初物2020年EVオリーブオイルの日本への注文販売します！（12月1日より発注分』でチェックしてみてください。

こんな年なのに出来が最高でメチャクチャおいしいです。過去一くらい凄いです。初物のお使い物にもいいと思います。

当店もそうですが、オリーブオイルの作り手さんも危機的な状況です。できればご協力お願いいたします。

お問い合わせ　nagisamiyamoto@hotmail.com

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今、東京のコロナ感染者数がうなぎ登りで慌てているようです。暇な私はテレビを見ているのですが、コメンテーターが『あの時ああしていれば』と4月５月くらいの話を蒸し返しています。どうでもいいのに。過去の失敗よりこれからのことを話せばいいのになって思いました。

人生の中で後悔したくないのでイタリアに行った私ですが、誰かのせいにするのって簡単なんですよね。例えば親を説得するのに10年かかってようやくイタリアに行けたんですけど、もし諦めていたら未だに親のせいにしてぐじぐじしながら日本で生きているヤバいやつになっていたかと思ったらゾッとしました。我が子を想う親の幸せを親自身が捨ててくれて今の私があります。感謝。

あまり頭は良くないけど、ちょっとした鼻の効く行動があったのは私の唯一の武器じゃないでしょうか。

その中でも私が強い引きを持っているのが仕事で、非科学的な言い方をできるならツイているんです。これは学生時代からの友人たちによく知られている話です。今はそう見えませんが、今まではそうでした。私にしては上出来です。

仕事をしている時、あんまり昔に戻るのも何だから会社員を日本でしていた頃のことを話しましょう。私は添乗員のアルバイトを副業にしていたんです。当時は正社員の副業が認められなかったのでバレたらクビになっていたでしょうね。その危険を冒しながらのほほんと免許を取ってどっちも楽しく働いていたんです。私は全くその辺の恐怖は無かったので、もし会社にバレたらそれでいいと思っていました。むしろ何かを辞めて新しいものに挑戦してそれも失敗するのが嫌だったんです。だから何かしらの仕事を掛け持ちする安心感の方が強かったかな。確定申告すれば両方税金も払えていましたし。ただ添乗の時に会社の人が客で来たら気まずいかなとは思ったことがあります。

だからイタリアに行ってもガイドと市場と両方働いていたんですよ。もしガイドの仕事が飽きたら市場での仕事を増やしたり、その逆があったりして。そうするとどちらも楽しく働けますね。これが私のリスクヘッジです。

そして私の対コロナリスクヘッジは出かけないことです。得意だから。日本政府は本腰で感染を防ごうとする気があまりなさそうなので、個人で判断した方が良さそうですよ。でも今日明日あたり動きがありそう。いい提案があればいいですね。

さて、COVID-19のお話です。

📰朝日新聞：2021年1月7日朝刊

在イタリア日本大使館よりメールがありました。

１月５日緊急政令第１号

●本日、１月５日緊急政令第１号が官報に掲載されました(*)。本緊急政令は、本６日から発効する旨官報に赤字で注記されています。
(*官報：緊急政令原文) https://www.gazzettaufficiale.it/eli/id/2021/01/05/21G00001/sg
●本緊急政令には、例えば以下の規定が含まれますので、ご留意ください。
【第1条1項】１月７日から１５日まで、イタリア全土において、州・自治県を越えた移動を禁止。
（例外）
・証明される仕事上の理由、必要性のある状況、又は健康上の理由に動機付けられる移動。
・自身の住所・居住地・居所への帰還のための移動。但し、他の州や自治県を越えたセカンドハウスへの移動は禁止。
【第1条2項】１月９日及び１０日は、イタリア全土は、オレンジゾーン（但し、既にレッドゾーンに指定された州・自治県については、レッドゾーンのまま。）。ただし、人口５千人を超えない自治体（コムーネ）から３０kmを越えない範囲での移動は、県都への移動を除いて、許可される。
【第1条3項】１月１５日までの間、レッドゾーンに指定された州・自治県では、５時から２２時の間、最大２名で、同一コムーネ内に所在する私的住居（一軒のみ）への移動が１日に１度のみ許可される。移動する人（１名あるいは既に同居している２名）は、同者が親権を有する１４歳未満の子女、同居している障害者または介護が必要な者を同行させることができる。人口５千人を超えないコムーネに関しては、県都への移動を除き、３０kmを越えない範囲で、本項で規定されている同一コムーネ内所在の私的住居への１日に１度の移動が許可される。
●本緊急政令の抄訳を在イタリア日本国大使館のホームページに掲載しましたので、以下のリンク先でご確認ください。
・緊急政令第１号（抄訳）：
https://www.it.emb-japan.go.jp/itpr_ja/covid_19_20210105DL1.html

第1条　新型コロナウイルス感染拡大防止のための更なる緊急措置

1　2021年1月7日から15日まで、イタリア全土において、証明される仕事上の理由、必要性のある状況、又は健康上の理由に動機付けられる移動を除き、州／自治県を越えた移動を禁止する。いずれにせよ、自身の住所・居住地・居所への帰還のための移動は許可されるが、他の州や自治県を越えたセカンドハウスへの移動は禁止される。
2　2021年1月9日及び10日は、イタリア全土において、2020年12月3日首相令第3条（注：いわゆる「レッドゾーン」）が適用される州を除き、2020年12月3日首相令第2条（注：いわゆる「オレンジゾーン」）の規定が適用される。ただし、人口5千人を超えない自治体（コムーネ）から30kmを越えない範囲での移動は、県都への移動を除いて許可される。
3　2021年1月15日までの間、2020年12月3日首相令第3条（注：いわゆる「レッドゾーン」）の措置が適用される州において、5時から22時の間、最大2名で、同一自治体（コムーネ）内に所在する私的住居（一軒のみ）への移動が1日に1度のみ許可される。移動する人（1名あるいは既に同居している2名）は、同者が親権を有する14歳未満の子女、同居している障害者または介助が必要な者を同行させることができる。人口5千人を超えない自治体（コムーネ）に関しては、県都への移動を除き、30kmを越えない範囲で本項が規定する移動が許可される。
4　1項が定める期間、本緊急政令が規定しないものについては、2020年5月22日法律第35号によって修正と共に法転換された、2020年3月25日緊急政令第2条1項及び2項が規定する措置が適用される。

第2条　緊急事態に際した立法の緊急修正

1　（省略）
2　本条1項の最初の適用に際し、および2021年1月15日までの間は、保健大臣は保健省命令をもって、人口10万人あたり50件の症例を越える罹患率が確認された州に以下の措置を適用する。
a）　感染シナリオが少なくともタイプ2であり、且つリスク水準が少なくとも中程度であれば、2020年12月3日首相令の第2条（注：いわゆる「オレンジゾーン」の規定）。
b）　感染シナリオが少なくともタイプ3であり、且つリスク水準が少なくとも中程度であれば、2020年12月3日首相令の第3条（注：いわゆる「レッドゾーン」の規定）。

第3条　罰則

1　本緊急政令第1条及び第2条の違反は、2020年5月22日法律第35号によって修正と共に法転換された、2020年3月25日緊急政令第19号により処罰される。

第4条　対面での教育活動の漸次再開

1　2021年1月11日から16日まで、高等教育機関はその生徒に対し、対面での教育活動を少なくとも50％保障しつつも柔軟な制度を適用する。（対面での教育活動以外の）残りの教育活動は、遠隔授業で実施される。2021年1月7、8、9日においてはイタリア全土、そしてその後2020年12月3日首相令第3条（注：いわゆる「レッドゾーン」の規定）の措置が適用される州においては、教育機関の活動は全学生に対し遠隔で実施される。
2　1項の規定とは異なる学校（大使館注：小中学校）においては、2021年1月7日から16日まで、2020年12月3日首相令の規定が適用される。（以下省略）

第5条　新型コロナウイルスワクチン接種同意の表明が不能な保健介護施設入居者（省略）

第6条　財政不変規定

1　本緊急政令の実施に際し、新たな財政支出を行わない。

第7条　効力の発生

1　本緊急政令は官報掲載翌日（大使館注：1月6日）から効力を有し、法転換手続きのため議会に提出される。（以下省略）

●在イタリア日本国大使館では、ゾーン別の感染予防措置についてとりまとめ、ホームページに掲載しておりますので、詳細は以下のリンク先をご参照ください。
・感染予防措置： https://www.it.emb-japan.go.jp/itpr_ja/covid_19_misureGAR.html

🗞Firenze Today : 6 gennaio 2021　12.47

トスカーナのコロナ情報です。赤字は前日と大きく変わったものをわかりやすく明記してあります。

【感染者数】(positività al Coronavirus)

現在、トスカーナ州は20州中ワースト12番目の感染者数（10万人中3.293人、イタリア平均だと10万人中3.614人）

州内で高い県はプラート県が10万人中4.093人、他にピサ県4.062人、マッサ＝カッラーラ県が3.995人、低い県は.グロッセート県で1.920人です。

トスカーナ州（新規411人/総数122.831人)

平均年齢は約48歳（20歳以下12％、20-39歳23％、40-59歳32%、60-79歳24％、80歳以上9％）

フィレンツェ県(新規146人/総数34.266人)、プラート県(17人/10.549人)、ピストイア県(13人/10.568人)、マッサ＝カッラーラ県(15人/7.786人)、ルッカ県(47人/12.848人)、ピサ県(50人/17.020人)、リヴォルノ県(44人/8.930人)、アレッツォ県(41人/10.881人)、シエナ県(29人/5.173人)、グロッセート県(9人/4.255人)、その他(555人)

【現在の感染者数】(gli attualmente positivi)

トスカーナ州（総数9.449人）前日比-2,1%増

【回復者数】(complessivamente guariti)

トスカーナ州（新規572人/総数109.593人）前日比0,5%増

【死亡者数】(dicessi)

現在、トスカーナ州は20州中ワースト11番目の死亡者数（10万人中101,6人、イタリア平均だと10万人中126,5人）

州内で高い県はマッサ＝カッラーラ県が10万人中202,7人、他にフィレンツェ県126,1人、ピサ県が106,0人、低い県はグロッセート県で43,8人です。

トスカーナ州（新規27人/総数3.789人）

平均年齢は80,9歳。今回新規の男女別数：男性13人、女性14人

フィレンツェ県(新規9人/総数1.275人)、プラート県(2人/258人)、ピストイア県(0人/279人)、マッサ＝カッラーラ県(0人/395人)、ルッカ県6人/359人)、ピサ県(6人/444人)、リヴォルノ県(0人/274人)、アレッツォ県(0人/223人)、シエナ県(2人/131人)、グロッセート県(2人/97人)、その他(0人/54人)

📊Covid-19 Situazione in Italia/Ministero della Salute

保健省が発表した1月6日、18時現在の数字です。

イタリア全体の総感染者数(totale casi)：前日比15.378人増／総数2.181.619人

今現在の感染者数(attuali positivi)：前日比-5.756人増／総数570.458人

快復者数(dimessi/guariti)：前日比16.023人増／総数1.536.129人

死亡者数(diceduti)：前日比649人増／総数76.329人

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