ワクチン普及前に帰るぞ／伊COVID-19(15/03/2021)

【イタリアコロナ状況】

・イタリアのワクチン2回接種者数が200万人を越えました。

・3月15日、イタリア、フランス、ドイツ、スペインはアストラぜネカのワクチンの一時的使用を停止。先週末までにアイルランドとオランダも見合わせている。（日本の厚生労働省は現在審査中）

・3月15日、政府は９月までに人口の80％がワクチン接種を受けることを目標と表明。

・3月15日より、国内の規制拡大。一週間の感染者数が対前週で15％増えたことにより、イースター（４月5日）後の４月6日まで、1週間10万人あたり250人以上の感染者が出た地域はレッドゾーンとする。

・英変異株は新規感染者の54％を占める。

・3月12日、ドラギ政権は接種一回で済むJ＆Jのワクチンを承認。6月までに730万人の接種を見込む。

※トスカーナ州の最新のコロナに関する数字は本文後で確認できます。

※最新の在イタリア日本大使館のメールがある場合、本文後に添付してあります。

・一年前の数字と記事は：移動禁止令６日目、何も進まない／伊COVID-19(15/03/2020)

📊イタリア共和国Covid-19感染状況 ：2021年3月15日18:00 保健省発表

今現在の感染者数(attuali positivi)：新規11.205人／総数531.266人

快復者数(dimessi/guariti)：新規9.835人／総数2.589.731人

死亡者数(diceduti)：新規264人／総数102.145人

イタリア全体の総感染者数(totale casi)：新規21.315人／総数3.223.142人

イタリアのワクチン接種状況：2021年３月16日03時31分現在

投与数（Totale somministrazioni） : 　6.769.792回

２回の接種人数（Totale persone vaccinate(a cui sono state somministrate la prima e la seconda dose di vaccino） :　2.027.463人

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みなさん、おはようございます。

シンガポールとオーストラリアが渡航の隔離なしで相互承認での受け入れの協議を始めた件。

ああ、こんなことになっているのねって思っていたらやっぱり。

ワクチン接種者ってのが前提のお話でした。グリーンパス（ワクチン接種証明書）を持っていれば隔離なしでシンガポールとオーストラリアの２カ国を移動できるようにしようって話し合いが進みそうなんです。人口数やその国の政府が持つ強制力なども関係しているんでしょうが、日本はまだまだ先のお話になりそうですね。

世界中でワクチン接種が進んでいる国は動き出しています。今後はワクチン接種ってのが移動の鍵になりますね。私なんてもたもたしていたら、ワクチンを打っていないだけで移動もできなくなるかもしれません。このトレンドが確立する前に私はさっさとイタリアに戻るべきだなと感じています。そもそも日本にいようがイタリアにいようが現在、私の生活が大きく変わることはないと思っています。もちろん日本に比べイタリアは外出制限なども行なっておりますが以前のように仕事ができない以上、毎日の暮らしはそんな苦労することもないでしょう。だとしたらイタリアに戻って、やりたいことは結構残っているのでやっぱり戻りたいですね。

私の性格上、面倒なことが本当に嫌です。イタリアに戻るにあたって特に考えたくないけど絶対やらなきゃいけないのがPCR検査。日本出国の前には一応やらんと全てが始まらない。どうせなら空港で義務的にやってくれたらいいのに自力で探して予約して英語の証明書を発行してもらわなければいけないってどうなのさ。どうせ殆どの出国者が必要なんだから金取ってもいいからそのまま空港でやる制度にしてもらいたい。入国の際は無料ですぐに結果が出たのでありがたかったですが。どっちにしても検査して陰性であるのは確実なんですが、もしやとかもあるし、絶対なんてないから無闇に気を揉みます。唾液じゃなくて鼻グリグリの方だし〜、やだな。

それでもその行程を無事終えて『えいや』って出国さえしてしまえばあとはどうにかなりそうな気がします。こんなに苦労しないと帰れないんだったら落ち着くまで待ちたい気持ちもありますが、落ち着く気配がないからせめてワクチン接種証明書なるものがマストな時代になる前にとっととイタリアにたどり着く方が賢明かも。もう一度今週中に色々整理して気楽な心持ちで出発までを過ごしたい気分です。ちなみに母は夏服で帰ってきたんだから夏服で帰るまでいればと言っています。他人事なので気楽なもんです。

イタリア政府は9月までに人口の80％がワクチン接種って目標を持っていますよ。できるかどうかは別として、口には出しました。実際、イタリアは戦後最悪でのマイナス成長をした2020年から抜け出すべく動いていますが、今年はまずワクチン接種でコロナ感染の封じ込めを狙っていくようです。そこからの経済立て直しに舵を切りたいんだろうな。上手くいけばいいなー、と思っています。

タイトルは私の意気込みと希望でした。

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【在イタリア日本大使館より】

今日はありません。

【トスカーナ州コロナ状況】

トスカーナの新型コロナウィルス（COVID-19)情報：2021年３月15日発表分

【ワクチン接種者数】(campagna vaccinale anti-Covid) da 27/12/2020

現在、トスカーナ州は20州中3番目の接種者数（10万人中12.308回、イタリア平均だと10万人中11.147回）

トスカーナ州（新規7.555人/総数458.184回)前日比1,7%増

【感染者数】(positività al Coronavirus)

現在、トスカーナ州は20州中ワースト13番目の感染者数（10万人中4.676人、イタリア平均だと10万人中5.350人）

州内で高い県はプラート県が10万人中5.774人、ピストイア県5.633人、マッサ＝カッラーラ県が5.465人、低い県は.グロッセート県で2.725人です。

トスカーナ州（新規1.106人/総数174.088人)

平均年齢は約44歳（20歳以下22％、20-39歳19％、40-59歳32%、60-79歳19％、80歳以上8％）

フィレンツェ県(新規200人/総数46.864人)、プラート県(104人/14.906人)、ピストイア県(148人/16.509人)、マッサ＝カッラーラ県(30人/10.599人)、ルッカ県(83人/18.000人)、ピサ県(136人/22.093人)、リヴォルノ県(89人/13.115人)、アレッツォ県(116人/16.000人)、シエナ県(51人/9.430人)、グロッセート県(149人/6.017人)、その他(555人)

【現在の感染者数】(gli attualmente positivi)

トスカーナ州（総数24.566人）前日比1,2%増

【回復者数】(complessivamente guariti)

トスカーナ州（新規794人/総数144.570人）前日比0,6%増

【死亡者数】(dicessi)
現在、トスカーナ州は20州中ワースト12番目の死亡者数（10万人中133,0人、イタリア平均だと10万人中169,6人）

州内で高い県はマッサ＝カッラーラ県が10万人中245,4人、他にフィレンツェ県162,6人、プラート県が137,9人、低い県はグロッセート県で52,5人です。

トスカーナ州（新規11人/総数4.952人）

平均年齢は82,5歳。今回新規の男女別数：男性7人、女性4人

フィレンツェ県(新規2人/総数1.633人)、プラート県(0人/356人)、ピストイア県(5人/396人)、マッサ＝カッラーラ県(0人/476人)、ルッカ県(0人/468人)、ピサ県(1人/561人)、リヴォルノ県(0人/348人)、アレッツォ県(2人/318人)、シエナ県(1人/211人)、グロッセート県(0人/116人)、その他(0人/69人)

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