みなさん、こんばんは。
私が日本にいた7ヶ月半、私と共にいてくれたのは野良猫母娘でした。
フィレンツェに戻ってきて、まもなく自主隔離も終わる今、これまで出会った時から私がイタリアに発つまでを写真とともに時系列で振り返ります。
ま、今までお伝えしてきた総集編ですね。
【2020年9月24日】
無職でその日暮らしのまるちゃんは遡る1年前くらいから家の近くをうろちょろしていました。母は飼いたい気持ちと引き受ける責任感の狭間で悩んでいましたが、私がヒョイと背中を押すと、とっとと餌をあげるようになりました。ガリガリで骨張っているまるちゃん。家の中まで入ってこれず、窓からすぐに出れる場所でモリモリ食べていました。
【2020年10月27日】
まるちゃんと仲良くなれるように、母が段ボールでまるの家を作りました。『まるちゃんが入らないのは自分の家だとわかってないからだ』と私が表札を書いてあげたのに、結局気に入らなくてあまり入ってくれませんでした。まだ、部屋の中に入ってこず、ひたすら窓の近くまでで威嚇をしたり上手くいきません。
【2020年11月5日】
毎日来るのが当たり前になっていた頃。近所で子猫の声が聞こえるようになりました。まるちゃんが痩せていたのは出産をしたからではないかと、母がまるに『子猫連れておいで』と声をかけたんです。

【2020年11月26日】
まるが初めてはるちゃんと家に来た日です。ここから2匹が登場します。
はるちゃんは離乳で食欲が増えてきた頃なんでしょう。まるちゃんは子猫を連れてきたにもかかわらず、多少のストレスでカリカリしていました。
お腹が空いているだろうと窓の外にご飯を置いたら、はるちゃんはペロリと食べてしまいました。お腹が空いていたんですね。
かわいいはるちゃんとの出会いでした。まるちゃん、紹介してくれてありがとう。
【2020年12月4日】
少し慣れてきて、親子揃って家に入って来れるようになりました。しかし、彼らの知らぬところでプロジェクトは動いていました。避妊手術をするために、餌を入れて獲るゲージになれるように布をかけて数日過ごしました。
はるちゃん。まだまだ顔つきが子猫ですね。
【2020年12月12日】
避妊手術が終わって数日後。ようやく落ち着いたようですが、ここから左耳がまるちゃんもチョキンと切られてしまいました。
私は今でも人間のエゴで避妊手術をさせてしまった後ろめたさを感じています。

【2020年12月23日】
それでも2匹はほぼ毎日うちに来てくれました。せめて見守って元気に暮らせるように自由に生きる野良猫として接することを決めた頃です。

はるちゃんは怖いもの知らずの子猫なので、ズンズンと家の中に入ってきます。つられてまるもズンズン。
【2021年1月7日】
年が変わってもズンズン親子は来てくれました。寒い冬の中、休憩の場としてうちの家を使うようになったのもこの頃からです。
【2021年1月8日】
既にくつろいでいます。この頃から2匹は昼寝=我が家と方針決定したようです。

【2021年1月18日】
近所にいるどっかの飼い猫、ジャイアン(ロシアンブルー)が2匹を襲います。まるちゃんは、はるちゃんを助けるために闘いました。
この日はかなり衝撃的で、私も母も2匹を非常に心配しました。
乱闘後、余りの怖さに2匹は奥に寄り添って出てこなくなってしまいました。全く動けません。さぞ怖い思いをしたのでしょう。
やっぱり親子ですね。はるちゃんはしっかりと母猫まるちゃんのそばを離れることはありませんでした。
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【世界コロナ状況】(イタリアでの報道)
・インドでは新規感染者数が40万人以上となった
インドでは警戒を緩め、ほとんどの活動の制限を解除し、宗教的及び政治的な大型集会の開催を許可していた。2ヶ月ほど前には、早々に何百万ものワクチンを海外に送っっていた。これは保健大臣がパンデミックの終了としていたからである。インドで1日に40万以上の感染は初めて。今回401,993人の感染と3,500人以上の死亡者だった。感染の総数は1,910万人。
・インドの病院で火災、12人のコロナ患者が死亡
インドでは少なくとも12人のコロナ患者が病院の火事で亡くなった。グジャラート州西部のバルーチで約50人の患者を収容する4階建ての施設で起きた。
・米カリフォルニア州のディズニーランドはパンデミックから400日経って再開
ディズニーランドはコロナウィルス蔓延のために閉鎖してから400日以上経った後、金曜日に再開した。ゴールデンステート(カリフォルニア州)は一人当たりの感染率が最も低いアメリカの州。
・アメリカ、公共交通機関は9月13日までマスク義務
運輸保安局(TSA)は輸送の安全性を担当する米国連邦政府機関であり、空港、飛行機、バス、電車で乗客がマスクを着用する義務を9月13日まで延長した。この決定は疾病管理予防センター(CDC)からの最新のガイドラインに基づいたもの。当初の決まりでは5月11日が期限だった。
・ブラジルは8月まで感染が高止まり
感染症専門医によるとブラジルのコロナウィルスの感染者と犠牲者の数は少なくとも8月まで減少することはないと言う。6月から8月までは特に最も人口の多い
地域である南部と南東部で、ウィルスが冬に循環しやすくなるため難しい時期となるとした。ワクチン接種の効果は2022年の1月から3月に観られるようになる。集団免疫を達成するためにはワクチン接種人口の少なくとも70%または80%必要。このままでは2022年までは大幅な改善は見られないが、今年は非常に辛い年となるだろうと専門家は述べた。現在人口の14%が最初の接種を受け、2回目は7%とゆっくり進んでいる。現在死者数は403,781人でアメリカに次ぐ世界第2位となっている。
【在イタリア日本大使館より】
新型コロナウイルス感染拡大防止のためのイタリア政府の措置:新たな保健省命令●本1日、新たな保健省命令2件が官報に掲載され、以下のゾーン別措置が規定されていますので、ご留意ください。
【レッドゾーン】(3日から15日間)ヴァッレ・ダオスタ州
【オレンジゾーン】(3日から14日間)サルデーニャ州
もう一通。
サンマリノにおける新型コロナウイルス感染防止対策(緊急政令第85号●4月30日、サンマリノ政府は緊急政令第85号(*)を発表し、ワクチン接種済みの者への一部制限緩和を含む措置を決定しました。主な変更点等は以下のとおりです。継続される措置等もありますので、ご注意ください。
(*)http://www.iss.sm/on-line/home/documento49124623.html
●本緊急政令により緊急政令72号(4月8日付け緊急政令63号と同旨の規定)、緊急政令第62号、緊急政令第57号(2月27日付け第46号と同旨の規定)、緊急政令第58号(3月18日付け第52号と同旨の規定)、緊急政令第26号の措置は、本政令の措置と矛盾しない限り6月3日午前5時まで延長されると規定。(第1条)
●ワクチン接種済者(**)に対して制限が緩和された主な事項。
・屋外でのマスク着用の免除(第2条)
・全員がワクチン接種済の場合、1.5メートル以上の安全距離がとれない場所での4人までとしている人の集合制限の免除(同条)
(**)ワクチン接種済者の定義:
- 接種証明書所持者
- 6ヶ月以内に発行された新型コロナウイルス感染症治癒証明書所持者
- 4月1日以降、1回目の接種から40日以内に実施した抗体検査で50以上の抗体を保有していることを証明する書類所持者。
●その他制限が緩和された事項
・イタリア及びバチカン市国以外の国からの入国許可要件に、抗体保有の証明書、または過去6ヶ月以内治癒証明書を追加。(第3条)
・一定の条件下で、飲食店、宅配・持ち帰りサービス、商業施設での飲食物提供に係る時間制限の解除。(第6条)
●これまでの緊急政令が規定していた、スーパーマーケット及び食料品店への個別入場義務、私的住居での同居家族でない者との昼食や夕食といったマスクを外す行為の禁止、祝日及び週末のショッピングセンター内小売店営業禁止等を廃止。
●なお、入国に際しての検疫、マスク着用義務、公私の場所での集会禁止等措置、違反に対する行政罰(マスク着用義務違反に対する500ユーロの罰金等)もありますので、ご注意ください。
【イタリアコロナ状況】
🇮🇹イタリア共和国Covid-19感染状況 :2021年5月1日18:00 保健省発表(数字は発表前日分)
今現在の感染者数(attuali positivi):新規-5.728人/総数430.542人
快復者数(dimessi/guariti):新規18.466人/総数3.484.042人
死亡者数(diceduti):新規226人/総数121.033人
イタリア全体の総感染者数(totale casi):新規12.617人/総数4.035.617人
・378,202件の検査(スワブ式と抗原)陽性率は3.4%
・集中治療室は2,522人(前日比-61人)、入院した人は18,381人
・新規感染者数が多い州はロンバルディア(2,139人)、カンパニア(1,950人)、プーリア(1,130人)、ラツィオ(1,069人)と続く。
・イタリアでは2,000万回以上のワクチン投与が終了した。
🇮🇹イタリアのワクチン接種状況:2021年5月1日17時11分現在
投与数(Totale somministrazioni): 20..111.976回
接種終了人数(Totale persone vaccinate) : 6.027.879人
🇯🇵参考:日本のワクチン接種総数:2021年4月28/29日 首相官邸HP
医療従事者等:3.348.013回(1回目2.352.255回、2回目995.758回)(令和3年4月28日)
高齢者:141.706回(1回目141.706回、2回目0回)(令和3年4月29日)
トスカーナの新型コロナウィルス(COVID-19)情報:2021年5月1日発表分
【感染者数】(positività al Coronavirus)
現在、トスカーナ州は13番目/20州(10万人中6.167人、イタリア平均だと10万人中6.745人)
州内で高い県はプラート県が10万人中8.053人、ピストイア県7.337人、ピサ県が6.670人、低い県は.グロッセート県で3.679人です。
トスカーナ州(新規895人/総数227.737人)
平均年齢は約41歳(20歳以下22%、20-39歳24%、40-59歳32%、60-79歳18%、80歳以上4%)
フィレンツェ県(新規246人/総数62.515人)、プラート県(112人/20.702人)、ピストイア県(80人/21.401人)、マッサ=カッラーラ県(35人/12.653人)、ルッカ県80人/23.569人)、ピサ県(125人/27.887人)、リヴォルノ県(59人/16.645人)、アレッツォ県(63人/20.951人)、シエナ県(81人/12.776人)、グロッセート県(14人/8.083人)、その他(555人)
【現在の感染者数】(gli attualmente positivi)
トスカーナ州(総数20.399人)前日比-1,3%増
【回復者数】(complessivamente guariti)
トスカーナ州(新規1.147人/総数201.136人)前日比0,6%増
【死亡者数】(dicessi)
現在、トスカーナ州は12番目/20州(10万人中168,0人、イタリア平均だと10万人中202,6人)
州内で高い県はマッサ=カッラーラ県が10万人中269,7人、他にフィレンツェ県200人、プラート県が198,4人、低い県はグロッセート県で72,4人です。
トスカーナ州(新規18人/総数6.202人)
平均年齢は76,5歳。今回新規の男女別数:男性13人、女性5人
フィレンツェ県(新規7人/総数1.991人)、プラート県(2人/510人)、ピストイア県(2人/568人)、マッサ=カッラーラ県(0人/517人)、ルッカ県(1人/624人)、ピサ県(3人/656人)、リヴォルノ県(1人/394人)、アレッツォ県(0人/410人)、シエナ県(2人/290人)、グロッセート県(0人/159人)、その他(0人/83人)
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