【世界コロナ状況】(イタリアでの報道)
・パンデミックが始まって以来、世界での新型コロナウィルスの総感染者数は1億6,400万人に達した。総死亡者数は340万人。投与されたワクチンの数は世界中で15億回を超えている。
・ジョンソン『イタリアでバカンスはない』
ボリス・ジョンソン首相は、再開プログラムを開始したイギリスの新規則が明確でないという論争を背景に『休暇でリストに載っている国には旅行しない』という勧告を明らかにした。オレンジ色のリストにはポルトガルを除くイタリアを含む全てのEU加盟国が含まれている。ジョンソンはヨーロッパで
『最も厳しい』国境を保護するために現在実施されている措置を呼びかけた。海外旅行はこれまで10カ国まあtは島のみがグリーンリストに登録され、検疫が免除されているところ。レッドリストは訪問禁止。しかしオレンジリストは旅行が許可されているが、深刻な理由、繰り返しのテスト、帰国時に10日間の強制的な検疫の義務の違反には数千ポンドの罰金が科せられる。
・ヨーロッパで2億回のワクチン予防接種
今日、EUで2億回の予防接種を超えた。7月までにEUの成人人口の70%に予防接種を行う十分な量を提供する目標を達成するため順調に進んでいると欧州委員会のフォン・デア・ライエン委員長はツイートした。
・インドでの死亡記録
インドでの新規死亡者数は4,529人で世界最多記録となった。以前の記録4,475人はアメリカによるもの。
・ファウチ『実験室で生まれたウィルス?独立した調査が必要』
『実験室で生まれたコビッドウィルスの可能性は低いようだが、私は何も除外していない。世界中の科学者と独立した公平な調査を行うことが重要だと思う。中国人が協力してくれることを願っている』
『ワクチン特許の取り消しを行うかどうかに関わらず、先進国は中低所得者とワクチンを共有するために可能な限りのことをしなければならないと思う。用量の移転であろうと技術の移転であろうとそれは同じ。それらを共有することが重要』とCDCのファウチ所長は言った。コビッドワクチンの自由化を提案したのはバイデン大統領だが、EU、特にドイツはこのイニシアチブに対する懐疑論に反応した。
・EU、200件の特許に関する合意。2021年までに100億回の投与
『世界のワクチン生産は急速に増加している。2021年には100億回分のワクチンが生産されると推定されている。製薬会社と特許や技術に関する協定は200以上がるが、ワクチン接種を支援するためさらに多くのことを行う必要がある』と欧州委員会の副委員長が述べた。『ワクチンと治療法へのグローバルで公平なアクセスを確保するための最も簡単な方法は、生産を増やし続け、それらを利用できるようにすることだ』
・東京、オリンピックに反対する医師会
東京医師会は、コロナウィルス感染の増加と人口からの反対の高まりに直面して、今年の夏に予定されているオリンピックを中止するようにJOCに要請する。ウィルスの蔓延にも関わらず、その割合は他国より低く、死亡者は11,500人。パンデミック、日本のワクチン接種キャンペーンは、ワクチンの承認が遅れていることと、これまでに認可された唯一の血清であるファイザーを投与できる医療関係者が著しく不足しているために非常にゆっくりと続けられている。
・コロンビア、アメリカズカップに反対するファン
昨日、コロンビアのさまざまなチームのファンの大規模なグループがコロンビアサッカー連盟(FCF)本部の前でボゴタに集まり、6月13日からアルゼンチンと一緒に自国が主催したアメリカズカップの中断を呼びかけた。
・ブラジル、8月までに約75万人
ブラジルでのワクチン接種の遅さと、ソーシャルディスタンスのルール遵守と陽性の隔離の難しさから、専門家は8月までに死亡者が75万人を超えると予測している。新規感染者数は75,445人、新規死亡者数は2,513人。
・アルゼンチン、感染者数と死亡者数の新記録
新規感染者数は35,543人、新規死亡者数は745人でどちらもネガティブな新記録となった。総感染者数は3,371,508人、総死亡者数は71,771人。現在307,412人が感染しており、1週間足らずで10%の増加となった。この国はまだ感染の第2波のピークをさらに超えていることと、ここ数週間に政府によって採用された制限措置が感染の成長を阻止するのに役立っていないことを示す数字。