みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。今朝は7度、昨日に比べて全然寒くなーい。寒くなーい!!だからピングイーノは今日はいません。
むしろ今日は昨日より全然お客さんもいる!ていうか、先月ワインの発送をしたアメリカ人の留学生がまた発送に来てくれたんです。彼女は初めて発送した時から同じ学校のクラスメートを何度も連れてきてくれるんです。もう女神よ。アメリカ人の多い学校だからなんとなくみんな同じところで発送しようとするんです。その最初があの女の子だったんだと思います。お礼を含めて彼女の好きな白ワインをプレゼントしたら喜んでくれました。12月16日にはアメリカに帰っちゃうんですって。やっぱりアメリカ人がいるのは大体そのくらいの時期までね。
タイトル通り、盗人が出たんです、市場で。
市場閉店後で、馬肉屋さんのレジがやられました。他にもワインとかオリーブオイルとか持ってかれちゃったんです。お店によってはシャッターもないから盗むのは比較的簡単です。しかし、何がいけないって市場が閉まる3時以降もある程度の時間、一部の出入り口を開けっ放しにしているからダメなんですよ。
3時になると東西南北の扉が閉まります。しかし、市場内のメインストリートで2箇所開けっぱなしにしていることがあるんです。広場側の扉は商魂逞しいエジプト人が他の店が閉まっているのをいいことにわざと開けている。別にいいけど、そこで買わせたら外に出すべきだし本当は中に入れるのも怪しい人が入ってきちゃうからよくないですよね。で、反対側のアリエント通りに面するもう一つの扉の近くにもイートインのお店があって、4時くらいになっても客が呑気にお食事している。追い出すわけにも行かないのでしょうけど、これも問題よね。
シャッターがあるうちの店はガラスでも叩き割らないと中に入れないでしょうし、それかドアの鍵を壊すとか過激な行為なら中に入って金品を盗めます。月曜日に泥棒が悪さをして、火曜日の朝気づいたそうです。現在は要所要所にテレカメラがあるのでバッチリ犯人も映っているのですが、さて捕まえられるかって言うと微妙よね。大抵泣き寝入りだもん。
中央市場協会はガイドラインをしっかり作ってやって欲しいけど、あまり頼りにならないのが現実的。泥棒だって入りやすいところからか金目のものがありそうなところから手をつけそう。うちに入るくらいならお隣の布を被せただけの店の方が確実に襲いやすい。全くこの国の盗まれて諦めての精神って直らないのかしら。私はイタリアに来た頃にバスでスリに遭いました。携帯電話をバスから降りる際にやられたんです。それまで手に持っていたのに、バスから降りる時にポケットに入れたんです。入れたのに、バスから降りたら無くなっていました。手品みたいで盗まれたショックよりあまりの手際の良さに感心したものです。ま、泥棒とスリはちょっと違うか、同じか、やっぱ違うか。
うちの店もお金を全く置かない訳にもいきません。ただまとまったお金は訳のわからないところに隠した方がいいよってステファノに伝えておきました。ここまで言って盗まれたらバカだよねって思ってたら、店を後にするときにはちゃんと教えを守ってくれていました。よかった、これで何かあってもワインは守れないけどお金は救出できました。
市場の店舗ごとにある程度の力関係があるので、そのへんのコイツが騒ぐと面倒臭いって人が吠えたらいいのに。うちの店の前のおばちゃんとか頼りになる狂犬だから大騒ぎして欲しいな。そしたら今日からだってちゃんとなるのにのぉと他力本願中です。
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