みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。忙しいな、今日。昨日の祝日前に届いて欲しかった商品が今日になって一気にやってきた。いや、いいんですけど。私はワイン以外は全部棚に並べたり並べ方を変えたりするのですが、一度置いた後に新しく別の商品が届いたりするもんだから、また一からやり直しであっちこっちに商品をどかしたりもう大変ですよ。そんな時に限ってお客さんがどんどん入ってくるんです。それはそれで有難いですが、オリーブオイルを味見したいとかバルサミコ酢の違いとかワインを選んでほしいとか発送依頼とか。何はともあれ接客が優先になりますものね。でも今日はお客さんが少ないと予想していたので、それが外れたのはとっても良いことです。
ところで最近のお客さんからの質問で多いのが、グルテンフリー。
これって世界的ブームですよね。オーガニック、ビーガン、グルテンフリー。うちもグルテンフリーのパスタを置いているんですが、やっぱりちょっと高いんですよ。私も以前食べたことがあったのですが、あんまり美味しいと思わなかったんですけど使ったメーカーがいけなかったのかな?うちに置いてあるメーカーのは美味しいって評判のところなんですよね。一度くらい食べた方がいいかもしれませんね。話に聞くとパスタを作るグルテンフリーの工場ってめちゃくちゃ大変らしいんですよ。パスタメーカーならグルテンフリーが簡単に作れる訳でなく、グルテンフリー用に生産工場を特別に建てないと商品化できないから小さな作り手さんではまず無理なお話しなんですって。よく考えてみたら1日に誰かしらこのグルテンフリー商品の問い合わせがあります。
そういやご存知でしょうか?
スイスでビーガン用の卵が商品化されて売られ始めたんですよ。水、大豆タンパク質、可溶性トウモロコシ繊維、菜種油を使って寒天などを使うとあらあら不思議、グルテンフリーゆで卵ができちゃったんです。値段は4個入りで4,40フラン(4,15ユーロ)って驚きの値段です。これが世界初のビーガンゆで卵です。もちろんまだイタリアでは手に入りません。
売り出したのは11月からです。面白いのはビーガンでもゆで卵っぽく見えるものが食べたいんですね、味や食感とか全然違うと思うんだけどな。ビーガンのバーガーくらいならまだ理解できそうなものですが。そのバーガーも数年前に食べたことあるんですが、私には微妙でした。
ゆで卵だからそれ以外の調理ができないと思うじゃないですか。アメリカのEat Justって会社が作ったJust Eggって商品が2年ほど前にイタリアにやって来ました。やっぱりグルテンフリーのビーガン用で液体がボトルに入っていて、これを使ってスクランブルエッグが作れるんです。ちなみに緑豆だけではこの黄色が出ないのでターメリックを使っています。どんな味なんでしょうね。
なんだか不思議な時代になったなって思いました。焼肉もどきの焼き肉とか、米もどきの米とか、世の中にはいろんなものがどんどん大豆などで作られて売られている。私がこのブームに乗れないのは分かっているのですが、あまりにこれらの需要が多くなるとお店の商品も少しずつ変わっていくかもしれないな。
さて、明日は今日疲れて諦めてやり残した商品の陳列をせっせとやろっと。
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