みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。なんだかパッとしない天気ですね。 うちもなんとかクリスマスの飾り付けを例年よりは控え目に行いました。あと2週間ほどでクリスマスですもんね。本当に12月は早い早い!!
私は昨日の残りの仕事をやっぱり1日かけて終わらせました。大体の商品は揃ったのであとはお客さんが来るのを待つだけよ。しかし商品が届けば当然支払いが発生するわけで、今日は何人も営業さんやワイナリーの人が続々とお金をもらいに店にやって来ました。年末年始も考えた注文ですのでそこそこ量が多いから金額も多くなります。
『次回でもいいよー』なんて言う営業さんもいますが、後になろうがどうせ払わないといけないお金です。こう言う時はさっさと小切手切っちゃってチャラにするのがうちの店流。支払いを後回しにして忘れていた時のショックを考えたら多少しんどくっても払っちゃったほうがいいと私はずっと店を開店した時から言っていたので、それがずっと慣わしのように続けています。うん、とてもいいことだ。
さて、今日はトラムについてお話をしたいと思います。 この前ですね、トラムに乗ったんですよ。私は10回使えるカードを使うことが多くって、トラムに乗ってピッてやると何回使って何回残っているって表示されるんです。で、それがカードを持ち歩いているだけだと何回残っているか忘れちゃうんで、家に帰ると数字をメモ帳に記入していました。ある日トラムに乗った時に『Non Valida(無効)』の表示。ん?おかしいな、7回残っていたはずなのにって。本当なら一度次の停留所で降りて切符買ってもよかったんですが、急いでいたんで恐ろしかっ他ですが罰金覚悟で無賃乗車してしまいました。いつもなら念の為に財布の中に1回券を入れてるんです。この時はお金を使うような用事じゃなかったので財布は家に置いて小銭入れだけポケットに入れていたのがいけなかった。
トラムは一回につき90分乗り降り自由です。私はトラムを降りたあと用を済ませ、また帰りのトラムに乗った時はもちろんちゃんと切符を買って刻印して家に帰りました。行って戻って90分かかっていなかったので結果同じ1.50ユーロなんですよ。でも、行きは切符がなくて乗ったようなもんなんでアウトはアウトよね。まー、焦りました。
そこで不思議にずっと思っていたんです。私って変なところでマメで10回券の残数をメモまでするくらいですから、どうしても腑に落ちなかったんです。でも無効と表示が出たのはしっかり確認しました。
そして昨日またトラムに乗ったんです。私としては10回券にそこそこの不信感があったので、これからは1回券しか買うまいと思って、財布にいつもある1回券と別に新しく往復分2枚の1回券を事前購入しました。これで大丈夫だ。
ここで衝撃の事実を友人から知らされます。なんとフィレンツェの公共交通機関であるAtafではなく、新しい事業者のAutolinee Toscane社に11月1日からなっているとの事でした。知らねー!これいつもの銀行式じゃないの?銀行がいつの間に合併したり名前が変わったりして迷惑なパターン。Atafじゃ無くなっていたから切符のデザインも変わっていたんだ、納得。
でもそれは向こうの都合で事前に購入していたAtaf時代の無使用切符はどうなんだ?財布の中のもしもの時の切符はAtafのものです。するとSMN駅の横にあった旧Ataf、新事業者Autolinee Toscaneの事務所で払い戻しをしてくれるんだと。ところがそんな払い戻し希望の人達で行列になっているんですって。友人も昔の1回券が無使用であったようなんですが、行列をみたら1.50ユーロの払い戻しを諦めたそうです。
そっか、じゃ私も仕方ないなぁってその時は思ったんです。あとでググったら実は使いかけの10回券も払い戻しできるらしいじゃないですか。私はNon Validaの表示を見た時に、さっさと使いかけの10回券を破って捨ててしまいました。私も友人と同じ1.50ユーロの泣き寝入りかと思いきや私は合計11.30ユーロの払い戻しが可能だったんです。なんだかモヤモヤが…
私は先月も10回券を使っていたのですが、実際は11月1日から使えなくなっていたという事って腑に落ちないですが、イタリアだからこんなもんなんでしょう。11月の適当な時期に機械が変わったのかよくわからんがもうどうでもいいさ…
覆水盆に返らず、後の祭り。
い、いいもーん。『Atafでアタフタ』ってダジャレ言っちゃうくらい少し凹みました。
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