みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。今日も寒い。寒い上に客が来ない。
とっとと店閉めちゃいましたよ、馬鹿馬鹿しいから。そういや土曜日だったんですよね、あまりに早く閉めてそんな気がしないです。
そんな中、お客さんで留学生がきました、日本人の。へー、こんな時期でもいらっしゃるんですね。
留学目的、1人はジュエリーで1人は料理って言っていました。
どうしてフィレンツェなんですか?って聞いたんです。素朴な疑問。確かにジュエリーといえばフィレンツェってイメージがあるのですが、皆さんも行ったことがある人がいらっしゃるでしょう。フィレンツェにはポンテヴェッキオって古い橋があって、そこに宝石屋が軒を並べています。で、橋の中央に頭像があるのですが、『フィレンツェ金銀細工の師』と呼ばれるベンヴェヌート・チェッリーニって人の頭なんですが、その人500年前ですよ。フィレンツェの昔からのテクニックっちゅうのがあるって言いますが、そいつを覚えに来たのでしょうか。ジュエリー留学が意外と多いフィレンツェです。
ジュエリーを学びたいなんて私の人生で一度もなかったな。いろんな人生があるもんだ。
料理だって別にフィレンツェじゃなくても他の街でも良さそうなのに。料理はね、ミラノで学びたかったんですって。でも色々お金が高いからってフィレンツェを勧められたとか。ふーん。何だかわかるな、料理のお勉強しにくる人沢山いますから扱いに慣れているってのもあるかも。
結局フィレンツェなんですよね。留学するって時は。こんな小さい町なのに。
そんな私もフィレンツェスタートで今に至りますもん。私は学費で決めましたけど、一番安かったから。じゃなかったら、ミラノかローマに行きたかった。
『住もうと思ってイタリアに来たのですか?』
って訊かれて、そうですよって。
それでふと思い出したんです。住もうと思ってイタリアに来たって人、私知らないんですよ。ほら、以前記事にもしたボローニャの牧野さん夫婦はガチで住みに来ましたけど、他に知らないかも。みんな、
『何となく』とか『成り行きで』とか言われていらっしゃる方が多いような気がします。でも嫌だったら日本に帰ったり町を変えたりするもんです。そういう意味ではフィレンツェは駐在とかが多いとかはほぼないのに日本人が多く住んでいる世界的に珍しい町かなと思いました。
では良い日曜日を!
【在イタリア日本大使館メールより】
新型コロナウイルス感染拡大防止のためのイタリア政府の措置(新たな保健省命令:カンパニア州、ヴァッレ・ダオスタ州、ラツィオ州、リグーリア州、ロンバルディア州、マルケ州、ピエモンテ州、シチリア州、ベネト州、トレント自治県、ボルツァーノ自治県)
●1月15日、新たな保健省命令2件(*)が官報に掲載され、以下の点が決定されました。いずれの命令も、官報掲載後最初の平日(当館注:1月17日)から15日間有効です。
1 カンパニア州にイエローゾーン措置を適用。
2 ヴァッレ・ダオスタ州にオレンジゾーン措置を適用(イエローゾーンからの分類変更)。
3 ラツィオ州、リグーリア州、ロンバルディア州、マルケ州、ピエモンテ州、シチリア州、ベネト州、トレント自治県、ボルツァーノ自治県のイエローゾーン措置の適用を延長。⛄️フィレンツェ中央市場L'Angolo dei Saporiのオンライン販売⛄️
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