みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。寒い寒い。
ワインの営業のフランチェスコが顔を出しに来てくれたんです。年明け早々に挨拶には来ていたからそんなにひさしぶりって感じもなかったのですが、
『コロナだったんだ。土曜日ようやくネガティブが出て解放されたよ』
うわー、そうだったんですね。子供たちは大丈夫って訊いたら、不幸中の幸いで陽性になったのは奥さんとフランチェスコだけでしたって。
で、どうよ、調子は?
『時折呼吸がしづらくてその辺は色々やってもらったよ』
彼は去年大病をしているからやっぱり不安だっただろうな。子供に移すのも心配だっただろうし。奥さんも陰性に無事なったんだけど、未だに調子が悪いらしく薬を飲んでいるんですって。いや、お疲れ様でした。
オミクロン株なんて軽症だとか重症化しないとか言われているけど、そりゃそうなのかもしれないけど、罹らないに越したことはないですよね。最近見ていないなって思ったらコロナってのが増えた気がします。そんな彼も3回目のワクチン接種は感じているらしい。
『ん?コロナ罹ったのに?ワクチン打つの?』
コロナに罹ったら3ヶ月だか4ヶ月後に打てるらしいです。へー、そうなんだ。
さて、話はガラッと変わって今日はピッツァの日だそうです。それも『世界ピッツァの日』なんだと。
2017年からそういうことになったらしく、歴史は非常に浅い。なぜ1月17日なのかと言うと、ピッツァイオーロ(ピザ職人)の守護聖人Sant'Antonio Abateの祝日が今日だからです。聖アントニオは3世紀から4世紀エジプトの人で100歳以上生きた大往生の爺さんです。修道院を初めて作ったのは彼と言われています。
これまたすごい数字があるのですが、イタリアでは1日に800万個のピッツァが焼かれ、それは年間30億個にもなると言います。私は年に数枚食べるくらいなので誰かがメチャクチャ食べているか、観光客が下支えしているんだと思うのですが。でも確かにイタリア人ってピッツァ大好きなんですよ。あのでかいピッツァをお年寄りも意外とペロリと食べてしまうのが未だに信じられない。私なんて持ち帰っても2回に分けないと食べきれない。
しかしそんな今日が世界ピッツァの日だとしても、そこらへんのピッツェリアで大騒ぎして商売に活かそうとかしていません。所詮言ったところで『ふーん』で終わるものです。以前私もジェラートの日って記事にしたことありますが、今思うといつの日か覚えていませんね。こんなもんです。来年ももう忘れていてよっぽど思い出さない限りこのネタはしないと思います。
だから興味のある人は覚えといてくださいね、誰も得しないけど。
ピッツァは食べたい時に食べればいいのです。土用の丑の日みたいなもんで、誰かが仕掛けたヤツですから。
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