みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。土曜日だ、わーい!!!
今週も無事に1週間を終えられます。早く3月なーれって思いながら暮らしてますよ。
最近、今日は何の日みたいなのを読んだりしてるんですけど。暇なんでもう毎日チェックしちゃっているんです。
ちなみに今日はイタリアで初めてファッションショーが行われた日です。
ええ、勿論ここフィレンツェで1951年2月12日、トッリジャーニ邸でのことでした。ここの主人でもあったジョヴァンニ・バッティスタ・ジョルジーニ(1898-1971)が仕掛けたことが、現在もイタリアがファッションの国として知られているまさに火付け役だったんですよね。彼はいいとこの坊ちゃんだっただけでなく、欧米でもそこそこ有名な起業家でした。
当時ファッション業界を牽引していたのは明らかにフランスで、ジョルジーニは自分の家に5人のバイヤーを呼びます。ここで上手いなぁと思ったのがバイヤーって全員アメリカ人だったんですよね。イギリス人とかフランス人とかだと商売にならないだろうと。アメリカ人なら丸め込めるって言い方悪いけどそういうことじゃない。でもこの5人も適当なバイヤーじゃなくって重要な人たちに来てもらって。10のイタリアブランドから18のモデルをそこで発表して、私はブランドとか疎いので知っている名前はエミリオ・プッチくらいでした。
次の日にはパリプレスが『なんかフィレンツェでヤバいことやってる。フランスのオートクチュール独占状態を脅かしてきた』って報道をすることに。ジョルジーニの狙いは大成功しました。
翌年、1952年7月に5日間、ピッティ宮殿のSala Biancaでショーが行われ、それから1月と7月に年2回が通例となります。現在のピッティ•ウオモの前身ですよね。ジョルジーニは1965年まで指揮を取りました。さらにジョルジーニは日本進出も成功しています。1960年代に伊勢丹でイタリア製品を販売するようになります。
そんなジョルジーニは自邸で1971年に亡くなりました。
翌年1972年からピッティ(Pitti Imagine)が初めて開催され、今に至るってことです。彼の仕掛けたビジネスが成功したからこそイタリアブランドの需要が未だに高いのかしら。
今から71年前がイタリアで初めてのファッションショーだったなんて、意外と最近のことだったんだなって感じませんか?
⛄️フィレンツェ中央市場L'Angolo dei Saporiのオンライン販売⛄️
ご注文から送料代、お支払い、お届けまでの仕組みはこちら クレジットカード払いの仕方はこちら 商品番号&数量、お名前、郵便番号、住所、お電話番号、メールアドレスをお伝えください。
お問い合わせ、ご注文のメールは全てこちら(nagisamiyamoto@hotmail.com)にお願いします
【リスト一覧】ートスカーナ州赤ワイン①:Chianti, Chianti Classico, Montepulciano, Montalcino, Bolgheri eccはこちら ートスカーナ州赤ワイン⑥:Brunello, Supertascanはこちら ートスカーナ州以外の全イタリアの赤ワイン⑤はこちら ーイタリアの白②、ロゼ③、オレンジワイン④はこちら ースパークリングワインはこちら ーデザートワイン、ハーフボトル、フィアスコはこちら ーリモンチェッロ、リキュール類はこちら ーグラッパはこちら ーEVオリーブオイルはこちら ーバルサミコ酢はこちら ートリュフ製品はこちら ードライトマト、ポルチーニ茸、お菓子、パスタ、ソース類、はちみつはこちら