みなさん、こんばんは。

ナポリでーす。
よーし、街歩きを始めます。とは言っても予定ゼロ。全く決めていません。
まずはスパッカナポリへ向かってみましょう。雑踏のエリアでナポリを満喫します。
ちなみにこれはカプアーノ城というナポリで卵城と共に一番古いお城だそうです。へー!
フィレンツェの中心街では見られない洗濯物のカーテンがナポリっぽさを出していて盛り上がります。
で、小休止。バールでカッフェに氷を入れてもらったカッフェ・コン・ギアッチョ。今日は歩くぞー。だからキリッとします。相変わらずの暑さの中、日陰を探しながら歩けばそんなにまだしんどくない時間です。元気なうちにどんどん行ってみよう。と思っていたらピオ・モンテ・デッラ・ミゼリコルディア教会が出てきました。これ運命ね。カラヴァッジョに挨拶していこう。
建物に向かって通りを挟んで左側にあるチケット売り場で購入してからこちらの正面から入ることができます。
1601年に慈善団体がここに生まれ、その後教会をここに作りました。その頃殺人事件を犯してナポリに逃げてきていたカラヴァッジョに依頼して作られた『慈悲の七つの行い』があることで有名です。教会が殺人者の絵をお願いして描いてもらうってぶっ飛んだ話だな、よくよく考えると。
そもそもカラヴァッジョが慈悲とか、いやいやどうしてって思いますが…ヤンチャ全盛期のカラヴァッジョのテーマとしてはいかがなものかしら。
その7つの慈悲とは
死者を埋める
投獄された人々を訪ねる
空腹の人に食べ物を与える
泊まるところのない人に宿を与える
裸の人に服を着せる
病人を訪ねる
喉の渇きを癒す
だと。
そもそもは七つのパネルで表す予定が、一つの絵に全てを詰め込んで構成しちゃったカラヴァッジョはすごいですね。逃亡中に描く絵じゃないだろうと思いつつもやっぱり不思議な時代だ。才能さえあれば、プライベートのチョンボは見逃しましょうってことだったのか。
コンプライアンスが大いに流行りの今の時代だと許されないような気がしますが、400年前はこんなに緩い時代だったのかと考えるとなんとも面白い。
それを考えたら絵に集中できなくなりました。素晴らしいは素晴らしいんですけどね。偶然にもローマからナポリへカラヴァッジョの足跡を追った状況になってしまいました。いずれにしても人気のある教会で、人の流れは止まることはありませんでした。大人気!
🏖フィレンツェ中央市場L'Angolo dei Saporiのオンライン販売🏖
ご注文から送料代、お支払い、お届けまでの仕組みはこちら クレジットカード払いの仕方はこちら 商品番号&数量、お名前、郵便番号、住所、お電話番号、メールアドレスをお伝えください。
お問い合わせ、ご注文のメールは全てこちら(nagisamiyamoto@hotmail.com)にお願いします
【リスト一覧】ートスカーナ州赤ワイン①:Chianti, Chianti Classico, Montepulciano, Montalcino, Bolgheri eccはこちら ートスカーナ州赤ワイン⑥:Brunello, Supertascanはこちら ートスカーナ州以外の全イタリアの赤ワイン⑤はこちら ーイタリアの白②、ロゼ③、オレンジワイン④はこちら ースパークリングワインはこちら ーデザートワイン、ハーフボトル、フィアスコはこちら ーリモンチェッロ、リキュール類はこちら ーグラッパはこちら ーEVオリーブオイルはこちら ーバルサミコ酢はこちら ートリュフ製品はこちら ードライトマト、ポルチーニ茸、お菓子、パスタ、ソース類、はちみつはこちら