みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。
昨日ちょっとだけ市場に寄ったじゃないですか。その時にちょっと店で話が分かれたことがありました。
飛行機での手荷物で液体の制限がありますよね。さて、ここで言う液体とは何かご存じでしょうか。
そもそもこんなことから話は始まりました。
新しくお店に加わったジェノヴェーゼと言う名前のバジルパスタソース。これがとにかくよく売れる。この作り手さんは私が見つけてきたのですが、売れ行きがいいのは我ながらとても嬉しく思っていました。90gと180gの瓶があり、さらにニンニクなしのものやオーガニックのソース以外に他のパスタソースも結構入荷されています。
『90gより180gの方がよく売れているね』
『そうは言っても90gは飛行機の手荷物にできるからお店では扱い続けるよ』と私が言うとステファノとバルバラから反論が。
『いやいや、これは液体じゃないから180gでも手荷物で大丈夫だよ』
…本気なのか冗談なのか。どうやら本気で言っているようです。私、驚きまして、
『パスタソースは液体に入るよ』と言うと、またまたーと相手にしてくれない。しかも2対1で私に分が悪い。もっと言うと今までのお客さんにも大丈夫だと言って売っていたと言うではないですか!これはお店の一大事だ、お客さんに嘘はいけない!!
とは言え、私も思い込みというのがあるかもしれないからすぐにググりました。
ここでは日本の国内線だとルールが違いますので敢えて国際線の手荷物にできる液体のお話としてお聞きください。またこちらイタリアからは全ての飛行機を対象にお考えください。
皆さんもご存知の通り、100ml以内もしくは100g以内の容器に入ったもので上限合計1リットル(か1kg)までとし、透明のジップロックに入るものとされています。イタリアから持ち出す一般的な食材としてワイン、オリーブオイル、バルサミコ酢などは液体とは誰もがお分かりになると思います。ここでは液体と一括りにしていますが、中には準液体も含まれるのです。
今回問題になったパスタソースや蜂蜜、ヨーグルト、クリーム、ゼリー、マヨネーズなどが準液体です。例えば味噌などもそれに該当します。それに漬物の真空パックとかスープや果物、シーチキンなどの缶詰も液体が含まれているのでこれもこの規定内に入ります。この辺までは大体想像できた人もいらっしゃると思います。
ふと思い出しました。
何年も前にゴルゴンゾーラチーズを真空パックで手荷物にした方が空港で取り上げられたということがありました。私はその当時もどうしてこの方は手荷物にしたのだろう、液体として扱われるのにって不思議に思っていた記憶があります。
そこでそれを踏まえての上級問題ですが、モッツァレッラチーズは?
これもアウト。よく考えてみれば液体に入ってるんだもんな、上級問題でもないか。要するにフレッシュチーズは手荷物ダメと覚えておきゃいいみたいです。
てことで、これは怪しいなって思ったらスーツケースに入れるか、LCCなど預け荷物がない人は内容量を是非ご注意くださいね。うちに限らずお店の人が全部間違えずに対応しているとは限らないってことよ。しかしよく今までクレームが一つも入らなかったな、それが奇跡。
明日、もう一度お店でみんなで確認しなきゃ。びっくりしたなー、もー。
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