みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。
まだまだ少ないけど毎日日本人観光客を見かけるようになりました。
市場の人と閉店後に話すと、
『うちにはファミリーが2組来たよ。昨日は若い男の子2人組』
と今まで溢れるように来ていた日本人観光客の報告をし合っていました。なるほど、うちの店には昨日は中年の男性が1人来て、今日は新婚旅行さんが2組だったから被っていませんよね。と言うことはもう少し市場にも日本人が戻ってきているのかも。
私の予想。年末年始になかなかの数の日本人が来られて、来年のGWで大爆発ってところかな。まだまだ現在は圧倒的に韓国人観光客が多いです。しかし日本の人口の半分以下(5,000万人)ですから相当の韓国人がイタリアで楽しんでいる模様です。
さて、今日来店したオーストラリア人のおじいちゃん。声も弱くて調子が悪そう。
ワインの発送を依頼されて、一通り全ての手続きが終わったところで、ようやくおじいちゃんがゆっくりと話し始めました。やっぱり調子が悪かったらしく、フィレンツェの中心街にあるサンタ・マリア・ヌォーヴァ病院に7日間入院して、退院してから今日で3日目だそうです。お、おじいちゃん、大丈夫???
見てよ、これって言って首下あたりの服を伸ばして見せてくれたのはおっきな絆創膏のようなものが貼ってあります。おじいちゃーん!無理しちゃダメよ!!
『この後ローマに行くんだけど、医者が首を縦に振らないんだ。飛行機のチケットも延ばしたのに。ローマ、行きたい』
いやー、わかるけど…おじいちゃんなんだから医者の言うことは聞いた方がいいよ。80歳ですって。温和そうに見えるけど頑固かも。
そこでどうしたらそんなことになったのか、怪我だか病気だか何が起きたのか、おじいちゃんに聞きたかったのに私は別の接客に入っちゃって、知らないうちにおじいちゃんは店を後にしていました。
旅行中の体調不良や怪我病気など、ガイドや添乗員としても何度となく見てきました。中でも天城峠のハイキングツアーでお客さんが喀血した時は驚きました。父娘のご参加で、娘さんが
『お父さん、心臓が悪いんです』
なぬ?それでハイキングツアー参加しちゃダメよって、もう起きたことだからどうにかしないと。
『どなたかお医者さんいらっしゃいますか?』
なんて、そんな都合よく医者はいない。
その時は携帯電話も通じないコースでバスははるか遠くの駐車場で私たちを待っている。ツアーなので他のお客さん達を置いて私が動ける訳もありません。すると、たまたま通りかかった車を両手と体全身で止めてその車の人たちを信じて病院に連れて行ってもらいました。幸い快く私の願いを受け入れてくれて、無事そのお客さんは大事に至らなかったので良かったです。
予定が狂ってそれでもどうしてもイタリアでしたいことがあるのはわかるんです。でもそう言う時は
『また来ればいいじゃないですか。無理しないでください』
と声を掛けますけど、おじいちゃん、80歳だもんな。
無事オーストラリアに帰国できればいいのですが、おそらく航空会社にも診断書を提出しないといけないだろうし少々気になっています。
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