みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。わーい、土曜日だ!
実は昨日までで1週間のスタミナを使い果たしていました。
と言うのも、朝はガイドの仕事があったため開店する用意をある程度しておかないと土曜日は大混みだろうからそのための準備です。よって昨日は居残りして夕方も遅くまで店にいたのです。途中で心が砕けそうになり、もういっか、帰っちゃおうかなとも思いましたが開店直後にスカスカの棚があったらやっぱりよくないと勢いでなんとか乗り切ったのです。
当然昨夜はグッタリ、今朝も疲れが取れずに仕事が始まりました。
それも気合いで乗り切り、終わったらすぐに市場へ。働きたくない人が働きまくっています。
これ最後までもつのかな?って。さっさと17時になったら店閉めちゃおうって思ったんです。しかし、閉店間際に日本人の男の子3人ほど入ってきました。うち2人はヴィチェンツァに留学していると言うのです。聞いたこともない、ヴィチェンツァに留学なんて。話を聞くとパドヴァ大学の分校のようなものがヴィチェンツァにあり、そこの研究室で勉強しているんですって。一人は遠隔操作とか言ったかな?もう一人はVRだって。しかしどうしてパドヴァ大学なのかを聞くとそこの先生がその筋の権威だそうでヴィチェンツァ生まれのヴィチェンツァ育ちなんですって。へー、アメリカとか中国とか海外に行かなかったのね、その先生。
ちなみにヴィチェンツァとはヴェローナとヴェネツィアの中間くらいにある町です。奨学金が出たので留学費はかかってないとは、優秀なんですね。日本を代表する研究者になるかもしれないな。
ヴィチェンツァと言えば有名な劇場があって、それを観に行くツアーを作ったことがあります。で、みんなで観て、途中バールで休憩したところバスでヴェネツィアに向かう途中でバールに携帯電話を忘れたことに気づき、まさか自分のためだけにヴィチェンツァに戻ることもできず、仕方なしに無理くりヴェネツィアでフリータイムを作り出し、その間にTIMへ行って新たな携帯電話を買うというアホな思い出もあります。まだスマートフォンがない時代のことで、それ以降ヴィチェンツァにを訪れる機会はありません。
そんな思い出話をしながら4人でワイワイしていました。途中やはりお客さんが多かったので中断するのですが、男の子達は嫌な顔もせずワイン選びを待っていてくれました。そういや朝のガイドのお客さんも偶然お店に入ってきて私を見て驚いていました。しかし日本人の男の子は本当に優しいですね。
お陰様で楽しい時間を過ごすことができたし、いい疲れを持って土曜日を終了することができました。感謝ですね。
ありがとう、そして来週も楽しく働いちゃうんだろうな。夢のリタイア生活、だんだん辞める辞める詐欺になりつつあるけど、私も自分のベクトルがどこに向いてるか分からなくなってきました
では良い日曜日を!
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