みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。
若いカップルさん。大学の卒業旅行だそうです。入社するとなかなかお休みもらえないかもしれないからって、ヨーロッパ旅行に来る日本人学生さんって多いですよね。私たちの頃はヨーロッパ周遊旅行が流行っていて、3日くらいで他の都市へ移動ってのをひたすらやる修行のような旅行をみんなしていました。彼らもそのクチで、なるほどまだそういう発想の学生さんって未だに存在するんですね。ちなみに私の場合はそんな忙しい旅行よりのんびり稲取温泉でみんなでドンチャン騒ぎの卒業旅行でした。
イギリスから始まっってフランス、ドイツ、ベルギーなど数カ国行って、最終的にイタリアへって行程。ヴェネツィア入りしてからフィレンツェ、ローマが最終地点。あと3日ほどで旅は日本で終わるんですって。若、若いなぁ。こういう旅は若い時に勢いでできるものだからいいんじゃないかしら。私は若い時でもできなかったけど…お金もそんなに持ってなかったし。
で、いろんな国の話で盛り上がっちゃって、あるある話が止まらない。ふと男の子の方が私に質問があると言います。
『レストランのお会計をお願いすると、金額が書いてある紙を持ってきてウェイターさんがどっか行っちゃう。なんでですか?』
ん?おかしいかね?そういうもんでしょ?
『他の国はカードリーダーを持って来てすぐに精算するんです。金額の紙持って来ていなくなるってのイタリアだけですよ』
あ!そうか。
確かにお会計ならウェイターさんが金額とカードリーダーを持ってくればすぐ終わるのに、イタリアでは一度店員さんがどっか行っちゃうねぇ。店によってはレジにお客さんが各自金額の紙を持って行って払うところもありますが、そうでないところはおっしゃる通りのスタイルです。
『会計が一番時間かかるんですよ。店員さん戻ってこないから』
あー、それもあるある。いつまで経っても帰ってこないんですよね。で、こっちがくっちゃべっていると忘れた頃に集金に来る。謎のシンキングタイムを設けるんですよね。これは合理性がないから客の回転数にも関わって来ますから、そりゃおかしいのはイタリアだ。でもこれがイタリアだ。
多分金額の紙を持ってきた時点でクレジットカードを見せればすぐに動いてくれるんじゃないかと思います。これで時短、すぐに店を後にできるはずです。ただ現金払いだったら戻ってこないパターンでしょうね。
合理性といえば、今は大分変わって来ましたが、昔ながらのバールだとカッフェを頂くのに、人により前払い後払いの人が混在していて、私は他人事ながらヒヤヒヤしていました。払わないで帰っちゃう人とかいないの?とかちゃんと誰が払って誰が払っていないか覚えているのかな?とか混んでいるバールほど気になる文化でした。
話は戻りますが、なるほどイタリアだけのシステムかもしれませんね。
どっぷりこのシステムに浸かっていると全く思いもしなかった疑問をお客さんから投げられて、本当に目からウロコでした。
『すごい、目の付け所が秀逸!』
褒められてお客さんゲラゲラ笑っていましたが、冗談ではなく心からそう思いました。視点が違うとその国の当たり前が外国人観光客にとって変に感じるのも旅の楽しみの一つだと思いました。
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