みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。
雨よ雨！ジャンジャン降ってます。
パオロから電話。アパートの１階の家主さんです。
『ナギサ、家に今いる？』
いえいえ、市場ですがな。すると、以前から話になっていた水道管の工事を今日するという。水をこれからしばらく使わないで欲しいんだけど、2階に住む中国人のヴァレンティーナが応答しないので電話番号を教えて欲しいと。どうやら家にいるっぽいが、ドアをノックしても全く返事が来ないとか。
…参ったな。今日は忙しいんだけど。
仕方ない、私が話しますってことになって彼女に電話するが返事がない。メッセージを送ってみる。
既読になる。電話する。返事しない。せめてOKの一言だけもらえれば工事は始まれられるのですが。
何度か電話するとようやく出てくれた。すっごい声。調子が悪いようで、私から電話とメッセージがどんどん来るし、パオロがドアの外からノックする。とうとう頭にきたみたい。知らなかったとは言え、でも工事はしないといけないからパオロも私も必死だったのよ〜、分かって！
一応了解を得られたので、パオロに連絡し工事が始まった。水が再び使えるようになったら連絡もらえるように確認して。
これで一安心だと思っていました。
今度はヴァレからメッセージが矢継ぎ早に届くではありませんか。めちゃくちゃ怒っている。
自分はインフルで調子が悪いのに毎日水を止められて３ヶ月も経つじゃないかと。
ん？おかしいのぉ。何か勘違いしていませんか？水のトラブルは今月初めに分かったことです。おそらくパオロの家の改修工事でもしかしたらちょいちょい止まっていたのかもしれません。確か８月くらいから改修工事は始まったはずだから。私はいつもいなくって知りませんでした。とりあえず今回の水道管工事と彼女はごっちゃになっちゃってんだと思います。
インフルでしんどいのは気の毒ですが、私凄く責められて、
『警察呼んでやる』とか
『弁護士にお願いする』とか、
もうメチャクチャです。
パオロに話したらゲラゲラ笑っていましたが、ヴァレは中国人だからね。しっかり説明して誤解は解かないと。
もっと心配なのは水道管工事代はみんなでそれぞれ払うことになるのですが、借主のヴァレが払うのか家主のパオラが払うのか。もしヴァレが払うってことになったら彼女の激怒は沸点を超えちゃうかもしれない。その時はパオラか間に入っている不動産会社に入ってもらうしかない。私はお手上げです。こっちの賃貸事情は誰が支払いの対象になるのかは私にはわかりません。
そしてパオロが気になることを。
水道代をヴァレが払っていないようだと。いやいやそれは困る。水道止められたら大変ですもん。その話も彼女と話さないといけないが、如何せんご病気の間はあまりちゃんとした判断をできないのではと考えて、また日を改めて落ち着いた頃にお話に伺おうと思っています。
ヴァレは涙マーク
を連呼していて、いや私も実は泣きたいよ。
宥めるためにも『調子が悪い時にこんなことになってごめんね』って言っても、『あなたがいけないんじゃない、１階の人が悪いんだ』ってプンプン丸です。
あー、正直面倒臭い。
面倒臭くっても誰かがやらなければいけない。この狭いコミュニティーでさえ話がまとまらないんだから国連が機能しないのは当たり前のことだとつくづく感じてしまう月曜日でした。
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at 2022-11-22 07:33