みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。
私事ですが、今日1月25日は記念日なんですよ。
初めて市場で働き始めたのがこの日です。市場ってさみーなって思ったの覚えていますよ。ガイドの勉強などで一度離れたものの、再び働き始めて随分ここでの時間を過ごしました。この間いろんなことがありましたが、よくもまぁ長い期間いるもんですね。住めば都と言いますが、そのクチなのでしょうか。ステップアップのために転職を繰り返す時代に逆行した私は、これからどうなるんですかね。いつになったら市場を卒業できるのでしょうかね。
このままだとズルズルしてしまいそうです。
さて。
年に一度、ガス給湯器のチェックをします。これは義務であり、やってないと罰金とかのペナルティが発生するとか。
こんな他人事みたいな言い方をするのは、私はそもそもそのルールを知らなくって数年サボっていたことがありました。周りに大騒ぎされてからは毎年欠かさず行うようにしています。予約をして業者の方が自宅にやってきました。
すると覚えのあるお兄ちゃん、いつぞやもいらっしゃいましたよね。鼻歌がなかなかの大きさでウケましたもん。
このチェック、去年までは85ユーロだったのに今年の手紙では90ユーロと5ユーロ値上がりしている…
許せんぞ、オラ!って文句を言うわけにもいきません。だって義務なんですもんね。もうなんでも値上がり。払いますとも、でも全てのものがジリジリ値上がりするから腹が立つこと。
『じゃ、90ユーロね。はいありがとう』
と渡そうとすると、お兄ちゃん、
『110ユーロだよ』
どして?どーしてよ??
2年に一度払うフィレンツェ市への税金みたいなもんが今年は払うんだよって言われて。ああ、そんなのあったね。しかしコイツは据え置き価格なんだ。よかったーって思ったら、お兄ちゃん曰く2016年から20ユーロでそれまでは10ユーロだったよって言われた。いやー、覚えてないよ。
ファイルの中にある領収書を見たらホントだ。お兄ちゃんも、『だろー!』だって。
確かに以前は10ユーロでしたが、今回は20ユーロ。来年は支払い不可ですが、再来年は20ユーロかもしくはさらに値上がりしているかもしれない。考えても仕方のないことで、どうせ払わないといけないんでしょ、クスン

『じゃ、来年。チャオ!』
鼻歌と一緒にお兄ちゃんは去って行きました。