みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。
ガイドの友人とおしゃべり。
日本のお客さん、まだ来ないね。仕事少ないねーなんて話をしていて、彼女はそんな愚痴をしたかったのかなって私も分かっていました。珍しく聞き手になっていたところ…
話題は少々ズレまして、物が捨てられないって言うのです。
私の家のこよなく物の少ないところが逆に気になったらしく、
『前よりも減っている!』
と驚くのです。
そりゃそうさ。物が増えずに減らしてるんだから、明らかに以前よりもスッキリした我が家の中。
うちの家を見て、ふと自分を省みると荷物持ちな事にショックを受けたっぽい。私はミニマリストほど過激じゃないけど、そこら辺の誰よりも何もかも少ない物の量。
『1年使わなかったら捨てる。そもそも買わない』
と簡単なポイントを伝えたのです。
仕事のご褒美で服を買う、デザインと値段が安かったから無駄にアクセサリーを買う、アウトレットでバッグとお揃いの財布が安かったから必要なかったけど買う。
もう聞いているだけで、それよ、無駄とか不必要とか自分で分かっているのに買って荷物が増えて部屋が狭くなるんじゃん。
『断捨離って1年が相場らしいよ。だから2年って少し期間を広げて捨てるってどうだろう?』
『1年間使わないものは2年でも同じことよ』
うーん。私には説得できん。彼女がいいシーツを購入したらとても良くて昔のシーツを全く使わなくなったと。でもその昔のシーツを使わないのに取っておくって。いや、捨てたらいいじゃん。使えるのに捨てない、捨てられないなら適当に切って雑巾か何かにして捨てればいいのに。
1年ルールはまず私の中では理にかなっているんです。だから捨てられないコップだ皿があるっていうなら一年に一回は使ったらミッションクリアです。
『でも日頃使わない箱に入っているコップをわざわざ一回のためだけに出して仕舞うのも面倒じゃない』
色々アドバイスしたけど刺さるものがなかったらしく、話の結末が見えない。
私も流石にどうしていいのかわからず、こう締めくくった。
『じゃ、インテリアってことにしたら?』
1年ルールを守れないなら、インテリア枠にすれば使う使わないってのは関係なくなりますよね。
使わない古いシーツをインテリア、箱に入っているコップもインテリア。これで解決ってことじゃダメ?それなら無理に捨てようって考えなくてもいいんじゃない?
…やっぱり納得できないらしい。私、どうしたらいいの?
一番の家の中のお荷物はガイド受験時代に山のように買った本だそうです。
どうしても捨てられないと。
『いつか読むと思って取っておいているの』
…それ、もう読まないと思うよ。でも取っておきたいなら一年に一回は読んだらいいんだよ。
とうとう最後まで私の断捨離ルールをわかってもらえなかった気がしました。
できる人にはできるし、そうでない人はそのままでいいんじゃないかと思います。
なんでもインテリアって事にして、さ。