みなさん、こんばんは。
私、お茶もコーヒーも好きなんですけど緑茶が美味しく飲めない国に住んでいるのでほうじ茶を飲むことが多いです。
私の淹れ方が下手くそなのかもしれませんが、色も香りも味も良くないのです。よって、ほうじ茶だとその辺の残念度が少ないためほうじ茶を好んでいます。もしくは紅茶がいいですね。水がその方が合います。
最近あまり美味しくないお茶を飲み切りましたが、新たにあまり美味しくなさそうなお茶を頂いてしまいました。ちなみに最近の美味しくないお茶とはOrzoってイタリアの麦茶みたいなもんです。飲み切るのに時間かかりましたけど飲み切った!でこれから飲む美味しくなさそうなのはハーブティー。これもなかなかの量があるからちょっと気が滅入る。
捨てるのは嫌なので心して頂こうと思っていたところ朗報っていうか、なんかいい話をもらったんです。
『安くて美味しいお茶が売ってるよ!』
アラブで有名な茶葉だと言っていて、黄色いラベルでアラブ系の店なら売ってるとか。アフリカも近いイタリアですからアラブのお茶だってメジャーに手に入るんですって。どこで売ってるかなって聞いたらネーリ通りで買ったって言われて、
…と、遠い。
普通の人にしたら遠いとは言わないんですよ。ウフィツィ美術館の裏通りですから自宅から歩いたって15分もかからない。
それでも仕事以外ではできるだけ歩きたくない私の不精さよ。仕方ないのでそこらへんのアラブ人に聞いてみると中央市場広場の店にあるって。ありがたい情報です。ちなみに私がコーヒー豆と紅茶の量り売りを買う店もまたピエトラピアーナ通りでこれまた遠い(徒歩13分)のでまずはコイツを試してみるべしよね。
中央市場広場にあるアラブ系食料品店。広場でたまたま知り合いのチュニジア人とバッタリ。うちのアパートの屋根直してくれたおじさんです。
『なんだ、そんなことならこの店にあるぞ。俺が話してやるから』
アンタが出しゃばらなくても買い物できると思うんだけど、ノリノリだからよろしくお願いしますと一緒に店に入る。
すぐにお茶は見つかりました。彼らはこのお茶をミントなどと一緒に甘くして朝に夕にいただくのだそう。なるほど日本の緑茶のポジションですね。小さいパックでも100g1,20ユーロですから安いですね。試しに買ってみる。
『リプトンだよ』
店のおっちゃんがそう言う。要するにリプトンのティーパックと同じ味なんですって。友人も同じようなこと言ってた。
『リプトンだよ』
なるほどこれはアラブのリプトンってことか。
どうやらこれはエジプシャンティーらしいです。要するにエジプトの紅茶ってことでアラブ人には知られているブランドでした。もうちょい調べるとケニア紅茶だって言うから、エジプトってよりケニアのお茶でいいような気がするが、エジプシャンで通っています。
El Arosa Teaって名前で売っています。
邪道とはわかっていますが家に急須しかないからそれで飲んでみる。
もう!
みんなでリプトンって言うからリプトンにしか感じない味。
ええ、美味しいですね。この値段でこの味なら喜んで愛用できそうです。ちなみにうちの家の下の店のモロッコ人は嫌いだって言っていました。決して癖のある紅茶ではないはずなのに、嫌な人は嫌なんだな。
Flixbusと言い、なんか最近安いアイテムが色々見つかって嬉しいな。
でもこれじゃお茶漬け食べられない…