みなさん、こんばんは。
いよいよバスでローマに行きます。
トラムにフィレンツェ中央駅からT1線で終点 Villa Costanza駅まで約20分ちょっと。早朝は本数が少ない上に土日はさらに減りますから注意が必要ですね。遅れる訳には行きませんからちょいと早く着いてでも向かいたいところです。あまり人が乗っていない中、アルノ川を渡る窓からドゥオモやアルノルフォの塔に別れを告げます。
無事終点に着いてからバスを待ちます。前回経験済みですので至って気持ちも穏やかなもんです。やはり一度経験しているのとしていないのでは雲泥の差です。
今回は行きが南下するルートですから、どこか他のEUの国からのバスかもしれません。時間通りに来るか、もしくは早く到着してすでに停車している可能性もあります。さっそくバスの正面に書かれている行き先を確認します。残念ながら希望のバスはまだ到着していないようです。バスの到着予定から20分過ぎた頃、流石に遅いんじゃないかと思い始めました。もしかして行き先を見間違えたかしら、トラブルが起きているのかしらと。もし来なかったら何時までここに居よう、家に帰ろっかなって思っていたらようやく到着しました。
欧米らしく遅延の説明もなく、『来たよー、お待たせ♪』てなお出ましです。サレルノ行きのようですね。ドライバーが2名、やっぱり長距離バスだったんだ。ほー、来たんかい。じゃあ乗るっぺなってQRコードをかざして座る。座席番号は送られてきたメールにもあったのですが、その番号自体が席にありません。適当に空いている席を確保しました。こんなバージョンもあるんだと。やっぱり偉そうに言ったって私はこのFlixbus2回目ですからビギナーだと実感しております。
心の中で出発しないともう大分遅れていますよって叫んでみるものの、今回のドライバーはやたら几帳面でして人数を数える。数えること3回。どうしたと思いきや数があわないようです。マイクで
『フィレンツェ、ここフィレンツェです。降りてください!』
ようやく1人フランス人が荷物をまとめて降りようとする。預けたスーツケースもあるようでトランクを開けるドライバー。結局35分遅れでバスは出発しました。
ここからサレルノまでは6,90ユーロって…やっぱりバズっています。
いよいよ高速に乗ったと思いきや、今度は休憩を取るといいます。せっかくなのでトイレだけ使っておこうかな。
呑気なローマへの旅。ちっとも進んじゃいません。ローマ、いつ着くの???