素敵な図書館を後にして、ジェノヴァの街歩きをします。
さて、まず旅で訪れたら何をしますか?
私はインフォメーションセンターに行きます。まず地図が欲しい。スマホあるから別にいらねーよって思うのは、この時代では当たり前の意見かも知れません。場合によってはホテルでもらえるしって言うのもあるでしょう。しかし私は紙派のアナログでして、しかもインフォメーションの地図はとても使いやすい。無料で貰えない町もありますが、そんな時は泣く泣く諦めるかも。その時はどこかの大きなホテルでガイドの旨を伝えて一つ分けて貰えないかお願いするつもりですが、まだその経験をしたことはありません。
そんでなくてもインフォメーションセンターでは他の情報も貰えるし、いくつか質問を用意しておくとスムーズに用事が終わるでしょう。ジェノヴァのインフォメーションセンターは3ヶ所。ガリバルディ通りと水族館の前、それからクルーズ船の停まるStazione Marittimaにあるのでそれらのどっかに向かおう。
バルビ通りを駅と真逆の旧市街方面へ歩く。観光客っぽい人が全くいないけどこれから会えるかもな。
あ、ジェノヴァ大学だ。歴史を感じますね。
街並みが新鮮でキョロキョロ。これが観光客っぽくていいじゃないですか。
あ、パンドルチェです。ジェノヴァの菓子パンっていうのかな。レーズン、松の実、オレンジピールなど使ったドルチェ。クリスマス時期に食べるものね。
道なりに行くとラルゴ・ゼッカがあり、その先に見えるのはジュゼッペ・ガリバルディのガレリアが。トンネル通っても仕方ないので手前右手にある道を通ってみよう。
あ、素敵。石畳がオシャレですね。
この道なりでガリバルディ通りに到着です。
古き良き邸宅が並ぶ人気の通りです。ようやく観光客も発見できましたよ。比較的短い通りですうが、全てをゆっくり長めようものなら時間は果てしなくかかりそう。
まずはこの通りにあるツーリストインフォメーションせンターへ。地図と色々お話をうかがいます。チケット売り場で話してみてと言うので向かいの白の宮殿にあるチケットせンターに移動します。
ありがたや、ガイドの免許の威力よ。無料チケットをいただきました。一般観光客の方が使いやすいのはジェノヴァミュージアムカードで15ユーロします。各1回、28の市立美術館へ24時間以内有効です。これはコンプリート不可能です。おすすめのものを2点だけ選び、あとは次回にゆっくり鑑賞するとしましょう。後で知りましたがこのカードでAMT交通機関も使えるのだそうです。
『白の宮殿と赤の宮殿は行っておいた方がいい、赤の宮殿がオススメです』
というアドバイス。結果としては私は白の宮殿の方が好きでした。
つづく