パドヴァ市民の憩いの場、プラート・デッラ・ヴァッレ。
素敵なところでした。
子供たちが楽しんでいる中、
私は少しずつ帰りの時間を気にしながら歩くことにしました。
ウンベルト1世通りを北上していくとやたら行列があるお店がありました。
何事だろうと覗いてみるとジェラート屋さんでした。
Gelateria Portogallo
そんなに美味しいんだ。行列はなかなかのもので20〜30人は並んでいたでしょうか。
甘いものが苦手な私は夏は暑くて食べられないし、冬は寒くて食べられない。それでも食べる人たちをみると時間があれば食べたと思いますが、並ぶのがこれまた嫌で、そこまでの価値があるのかと。再びここを訪れた時にまさか行列が少なければトライするとしましょう。さて私にジェラートの良し悪しがわかるのか疑問ですが。
しかも秋冬の時間割はこんな感じ。開いている時間が短いようですね。これが春夏になったら夜中まで繁盛させるのでしょう。
この通りは沢山の人が歩いている上に午前中に見た通りはお店が全て閉まっていました。ウンベルト1世通りと同じ一本道で続くローマ通りは開いている店ばかりです。
運河を超えたローマ通りに私の目を惹きつけるアレが売っていました。
お腹もちょいと空いていたし、さっきもアレ食べられなかったのでもう美味しいかどうかわからんが買う!と決めて。
まずお会計を済ませてからレシートを店員さんに渡して商品をもらうシステムらしいです。
ここはシチリアの軽食を扱っているお店のようです。
アランチーニ。これに目がありません。
お米が好きなだけでなく、味も好き。目当てはいつものラグーです。
Sicilian Goodnessってお店でした。後で調べたらここもさっきのジェラテリアも月曜日休みなんですね。まさか休館日がこの2店舗だけとは思えないので月曜日はこの通りも少し寂しくなるんだろうな。
本場シチリアでさえ美味しいものに出会えなかった私。パレルモの有名店でも『うーん、そんなに美味いかね?』って上から目線の評価しかしなかった私。でもこの3,50ユーロのアランチーニは素晴らしかった。お腹が空いていたからってだけではないと思いたい。
熱々でもう一個食べてもよかったくらいです。歩きながら食べました。感動もんのアランチーニでしたね。ここを目指して買って食べたわけではないので、こういう嬉しいハプニングは旅の思い出としては最高よ。
あ、こっちにも行列。
今度はなんだ?
Gelateria Giotto
またジェラート屋だ。
こっちの行列はVenchiです。
ジェラートばっかりかい。
市庁舎ですね。
この辺りはパドヴァの人たちって感じが多く、観光客よりも地元の人のイメージでした。
こういうところに住んでたら知り合いにすぐに会いそうですね。
この近くにあるツーリストインフォメーション。駅のところも聖アントニオ聖堂近くのところも行けなかったのでここで顔を出して何か次回のための資料をもらうつもりが…
遅すぎて閉まっていました。
仕方ない。場所だけ確認できたので今度また訪れることにします。
あともう少し歩いたパドヴァの風景とフィレンツェに帰るバスまでの私の冷や汗話、総括は明日にしましょう。
次回は最終回です。