パドヴァ滞在もあともう少し。
1日がこんなに長いと思いませんでした。
本当はフルッタ広場ものんびりしたかったけど、あれもこれもってできる時間が限られているから。
私には今回はただの通り道となってしまいました。夕方になるにつれ、若者のグループが増えてきたみたい。
今度はどんな市場がここにあるのか、平日に訪れたいものです。
フルッタ広場から続くシニョーリ広場へ行くと、高さ30mの星座時計を持つ塔が出迎えてくれます。
1344年に作られた時計。
夏はさらに多くの人がここでくつろぐんでしょう…
直径5,6mの時計は現在修復も終わりましたが、30万ユーロもかかったそうです。
素敵な広場が沢山あるパドヴァっていいところですね。
さ、バスターミナルへ移動しないと。
サヴォナローラ門を越えてから北上すれば朝っぱらから迷子になった道に出るのではないかと想像しながら歩いていました。
予定だと10分も歩けばバス乗り場に着くはずでした。
…そう、着く予定だったのです。
こっからありえないくらい歩いてもそれらしき風景も見えず、私が今朝歩いた道さえもありません。
どんなに遅くても発車10分前にはそこにいたいのですが。
そこで思い出した今朝バスターミナルのそばにあったホテルの画像。名前を調べて検索すると道は明らかに間違えていました。
念の為途中途中で出会うパドヴァの人たちに聞きながら進みます。すると若い女の子がキャリーケースを押しながら急いでいるではありませんか。
なんか、目的地が同じような匂いがします。
よし、後ろをついて行ってみよう。
よかった。2分前についた。
しかもバスは遅れているらしいです。
間も無くバスが到着し、彼女たち3人もやはり同じバスでした。
バスの中はダブルブッキングだらけでしたが、座ることは出来ました。
日が暮れて少しずつ暗くなる外を眺めながらゆっくりバスでくつろぎます。
帰りはフェッラーラへは立ち寄らず、ボローニャに直行し、その後はフィレンツェに問題なく到着しました。
ふぅ。帰ってきた。
後はトラムでフィレンツェ中央駅に向かえばOK。
さて、今回の総括です。
4度目のFlixbusでしたが、ほぼ問題なく楽しかったです。パドヴァのバス停が到着も出発も同じだったのに道に迷ったのには参りました。
パドヴァは町が平坦で非常に歩きやすいので、どんな年齢層の人でも訪れるのにはいい町でした。
相変わらず美術館などは一つぐらいにしておいて、後は植物園とか街歩きを楽しむとのんびり過ごせるのではないでしょうか。
とはいえ、石畳も他の町同様にあるので、やはり歩きやすい靴がおすすめです。
やりたいことを残したってのもあり、また別のルートで訪れてみようと思いました。天気が良かったのもラッキーでしたね。
おわり
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です。第5弾をお楽しみに。