みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。
朝から荷物がどんどん届く。これは来週日曜日にパスクアがあるからです。
パスクア、つまり復活祭という宗教的なイベントのためですね。
イースター休暇で多くの人が民族移動するから、こっちも用意しないといけません。店を限界まで太らせます。
スーパーに買い物に行くと沢山のコロンバが売っています。鳩の形をしたでっかなケーキですね。
それと同時に卵型のチョコレートも大小色々売っていました。
昔はそれでも本物の卵を使ってパスクアには願いを込めて贈り合っていたとローマの記録にあります。当時復活祭までの1週間は卵を食べることを禁じており、その週に産まれたすべての卵を飾り付けて聖週間の卵として子供たちに与えていました。卵を贈り合うこと自体は中世よりドイツやスカンジナビアで行われていましたが、それが東ヨーロッパ、バルカン諸国よりヨーロッパ全域に広まってイースターの贈り物となったんですって。
そしてこの卵型のチョコレートを考えたのは1700年のルイ14世だそうです。ショコラティエにお願いして作ったものが、当初ザラザラしてあんま美味しくなかったとか。それを味もしっかり向上させ卵の中に空洞がありその中にサプライズを入れたものが出てきます。
イギリスのチョコレートメーカー、キャドバリーの創業者、ジョン・キャドバリーによって作られました。ルイ14世の時から200年後のことです。
現在イースターエッグはイタリアでも有名なパスクアのお菓子として愛されています。
スーパーから帰って、
『あ、卵買い忘れた』
なんだかんだ言って、パスクア前のスーパー卵売り切れる問題。
昔、何度かあったなぁ。売り切れてるじゃんて事。
来週早々にでも市場の肉屋かスーパーに戻って買っとかないとな、って話でした。