みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。
あー、忙しい。届いた商品の段ボールを捨てに行くのも時間が足りない。グッタリするけど、楽しそうなお客さんの顔に励まされる。よく飲食店とかであるじゃないですか。
『美味しいって言ってもらえるだけで頑張れる』
なんか響くんですよね。接客業とかしたことない人でピンと来ないってのはわかりますが、ちょっとでもそういうお仕事をした人はわかってくれるんじゃないかしら。
『いやー、うちは赤字覚悟でやってます!』
これはわからん。赤字ってものの言いようなんでしょうけど、それは言えないな。商売だもん。
さて、その赤字覚悟かどうかはさておいて。
ちょいと早いですが、夏のセールのご紹介です。
イタリアではセールをSaldi(サルディ)と言います。
イタリアは州ごとにセールの期間が決められていて、フィレンツェがあるトスカーナ州の夏のサルディ、7月6日の木曜日からとなりました!今週決定しました。
期間は60日。海外旅行で来られた方はさらに免税も受けられてウキウキですね。
すでに旅の計画を始めていてこの期間から残念ながら漏れたとて。
フライングでこっそりやっているところもあると言います。
店としては前の日に始めようが当日からやろうが売り切りたいのには変わりないものね。洋服などの原価ってよく3割っていうじゃないですか。だから50%オフって謳っていても別に店側は利益が減るだけで損しているわけじゃないのよね。引け目を感じずにガンガン攻めたらいいのでは。
私はどんな服も擦り切れるまで使うようなタイプで、なんか今年の夏も去年とおんなじのを着ているんだろうなと想像しちゃいます。流行りも興味ないしな。だからファッションに関するお仕事が一番頭が痛い。できれば呼ばれたくないし逃げられるものなら逃げたいといつも思っています。
知人がすごく有名なハイブランドで働いていて、社割で帰るからおいでよーって。
9割オフだって。もうそれを聞いてからモヤモヤしか残らない。
例え50万円が5万円になりますよって言われても、私に高嶺の花なのは変わりない。
しかもどこに着ていくんだって。それに伴う靴もバッグも必要じゃない?そのおしゃれなバッグから出てくる財布もキラキラしてないと可笑しいじゃない?
それ着て市場で仕事なんかできるもんじゃない。昨日の腕時計の話じゃないけど、私には猫に小判よ🐱
敢えて言うならくたびれた靴の代わりは欲しいけど、結局気に入ったものって定価で買う羽目になる気がする。
あと3ヶ月待てるのかしら。混んだ店は嫌だなぁ。