みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。
ステファノが朝来た時に大きな欠伸をする。私もつられる。月曜日ってダルいっすね。よくみりゃあっちもそっちもそんな顔して働いている。
全く日曜日ってのはどうしてあっという間に過ぎてしまうのでしょうね。
さて、イタリアが不名誉な欧州1位を獲得しました。
スリの数で優勝です。誰も驚かないこのニュースがいよいよ悲しい。フランスやスペインもなかなかの数じゃないのって思ったらフランスは2位だからともかく、スペインに至っては6位でした。順位がどうであれ、こんなのでベスト10に入るならどの国も問題だ。
私もかつて何度か話しましたが、イタリアに住んでちょうど1年くらいでバスから降りるときに携帯電話をやられました。それから特にスリに遭うことはありませんでしたが、
昨年の12月に財布を盗まれました。
英国の保険比較サイト
Quotezone.co.ukが発表したこのランキング、ヨーロッパ旅行をした盗難被害者の証言に基づいて分析を行ったところ、イギリス人訪問者100万人あたり463件という数字が出ました。これはぶっちぎりの1位で、ローマのコロッセオ、トレヴィの泉、パンテオン、ミラノのドゥオモやフィレンツェのウフィツィ美術館の名前が挙げられています。
2位がフランス、というよりパリだそうです。大都市一択か…その中でもエッフェル塔あたりが発生件数が多い模様。
バルセロナはスリのイメージが強いもののイギリス人にとっては6位とそれほど順位は上がりませんでした。
1)エッフェル塔やトレヴィの泉など大勢の人混みの中で目立たないように移動できるためスリに人気がある。
2)常に警戒心を怠らず、高価なジュエリーなどの貴重品はホテルの金庫に保管し、常に携帯電話や財布、マネーベルトを固定するためのジッパー付きの安全なクロスボディバッグを持って旅行することが不可欠。
3)アイテムの紛失又は盗難において警察に報告することを覚えておくのは重要。保険請求で必要なものです。盗まれた現金は保険対象にないことも知っておくべき。
これらの注意点が明記されていました。イギリス人向けサイトとは言え、大切なことばかりです。さらにこんなことも書かれていました。皆さんが使われている国の保険によって違うでしょうが、こんな対応もあるのかと思い下記に記しておきます。
旅行保険会社は旅行者に合理的な注意を払うことを要求しており、アイテムが放置されている場合は請求を拒否する可能性があるため、私物を決して放置しない。
盗難ランキング(100万人に対しての発生件数)
1位 イタリア(463件)
2位 フランス(283件)
3位 オランダ(252件)
4位 ドイツ(129件)
5位 ギリシャ(103件)
6位 スペイン(94件)
7位 ポルトガル(53件)
8位 トルコ(33件)
9位 アイルランド(30件)
10位 ポーランド(18件)
私のように何か自分にこれらの不幸が降り掛かっても不幸中の幸いとある意味開き直るくらいのモチベーションがあれば深く落ち込んだりはしませんが、人によってはトラウマになったり果てはその訪れた国に嫌悪感が残りもう2度と海外旅行などしたくないと思うこともあるでしょう。あくまでも注意喚起のニュースでしたがこれが現実であり、理解して用意をして旅をするべきなのです。
『これじゃのんびりバケーションってならないよ!』
おっしゃる通りです。残念ながら盗む人はいなくなりません。そして年を追うごとに巧妙になっています。カード社会だから別にキャッシュレスで大丈夫と言い切れますか?もしスマホ決済とはいえ、スマホが盗まれたらそれはそれは困るはずです。相手はプロ。手品師のように皆さんの大切なものを消してしまいます。
沢山の人にイタリアに来てもらいたいし、楽しんでもらいたいです。
できればこの結果を頭の片隅において是非楽しい旅をお過ごしください。