みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。
だるい、だるいっす。忙しすぎて泣いちゃいそうです。次の日の用意をできるだけして帰りたいところですが、それがズルズルと宿題が増えまして明日の朝から泣きたくなかったので少々残業しました。フィレンツェのホテル代が値上がりしてようが観光客はお構いなしですね。景気が良すぎてありがたいことです。しかし私の体は一つしかなく、疲労も次の日まで持ち越したくないところです。早く夏休み来い!って願うだけですね。コロナ後のリベンジ旅行はいつまで続くのでしょうか。もう少し落ち着いてくれると嬉しいですが…
嬉しいといえば、一つ話し忘れていたことがありました。
明後日、24日は76回目のコッパ・イタリアのサッカー決勝です。今回のスポンサーの名前を取り、正式にはコッパ・イタリア・フレッチャロッサといいます。当日はローマのスタディオ・オリンピコってところで試合をやります。オリンピコって名前の通り、1960年のローマオリンピックのために作られたスタジアムで7万人ちょい入るバカでかい会場であり、ASローマとラツィオのホームスタジアムでもあります。私は入ったことはありませんが横っちょは何度も通りました。ピンとこない方はあの新国立競技場の収容人数が68,000人なのでさらに2,000人以上大きいキャパシティと思ってください。
その決勝が21時から、フィオレンティーナとインテル戦と決まっています。フィオレンティーナ7度目の優勝ができるか、それとも去年覇者のインテルが9度目の優勝を飾るか。これに優勝するとヨーロッパリーグの出場権が得られます。フィオレンティーナは過去10度の決勝出場のうち6回優勝、インテルは過去15度の決勝出場のうち8回優勝しているので勝率としてはフィオレンティーナの方が分があります。あくまでも計算上はね。
準決勝でユベントスとインテルが対戦して結果インテルが決勝に進むことになりましたが、これで良かったのか。ユベントスとの決勝だったらもっと大ごとになったかもしれませんね。ユベとフィオレンティーナは昭和の巨人と阪神みたいなもんで盛り上がるんですよ。どっちのチームが決勝に来ようともビッグクラブには変わりないのでこっちとしてはビビっていますが、ここまで来たらどんでん返しで勝ったところを見たいのはフィレンツェ人なら誰しも感じるところでしょう。ちなみにセリエAの今年の優勝はすでにナポリで決まっていて、ユベは2位、インテルは4位と安定の上位につけています。ちなみにフィオレンティーナは現在11位とこちらも安定の中間管理職です。私はこのフィオレンティーナの強すぎずもなく、弱すぎずもない位置付けが『らしい』と思っています。セリエBに下がるほどでも、だからと言ってAで優勝争いに食い込むでもないってのが丁度いい気がします。
フィレンツェではロマーナ門(Porta Romana)、サン・ガッロ門(Porta San Gallo)、プラート門(Porta al Prato)、サン・フレディアーノ門(Porta San Frediano)、クローチェ門(Porta alla Croce)がフィオレンティーナのカラーである紫色にライトアップされるということですので興味があったらぜひご覧ください。
また、下記では大画面で試合を楽しめるということです。ローマに行けない人も楽しめるってことになっています。
ちなみにフィオレンティーナファンはローマに2万人押しかけると言われています。主に車での移動が多いみたい。スタジアムには2万5,000人のフィオレンティーナファンが訪れます。ミラノからもインテルファンが行くってことは、南下する高速道路A1は混み合うんじゃないのかな?
来月6月7日のカンファレンスリーグ決勝の前にちょいと勝っておきたいところです。
暴動などが起きずにいい試合になれば私は勝っても負けても拍手を送りたいですね。中間管理職の底力を見守りたいと思います。頑張れー!