Fontana dell'Amenano
1867年、カッラーラの大理石を使ってナポリの彫刻家によって作られた噴水です。そして地下を流れるアメナーノ川に因んでの名前です。
カターニアの人たちは『acqua a linzolu』って呼んでるんですって。
さて、このアメナーノの噴水の近くにあるのがア・ピスカリアと呼ばれる魚市場です。その名前はシチリア方言で魚市場を言うそうです。日曜と祝日以外、朝から賑わっています。14時までってなっていますが、午前中に訪れた方がいいですね。100年以上の歴史がここにはあります。
マグロ、アンチョビ、エビ、イカ、タコ、ムール貝、ウニ、ボラ、あさりなど様々な魚介類とともに肉屋や八百屋も営業しています。一番人が多いのは10時から12時ごろのようですが、朝イチでも十分盛り上がっていましたよ。
こんなところ来ちゃうとホテルに泊まるのはやっぱり勿体無い。
実は今回シチリアを訪れた、というよりカターニアを去年ホテルを使って旅行した友達がマグロに感動して、
『買いたくて仕方なかった。残念だった』
と悔しがっていました。そうでなくても私はアパートに泊まるつもりだったからその辺の対策はバッチリよ。ここで買ってアパートのテラスで食べるもんね。
友人はマグロがキロ8ユーロって言っていました。その時はまさかと思いましたが、実際8ユーロでした。フィレンツェならキロ25ユーロです!
エイもいたよ。
ウツボもいた。
私、食べたことないものが沢山あるんだなと再確認。少しずつトライしてみたいです。
エビはパレルモでの甘くて美味しいのを食べていたので、こっちでも絶対買うって心に決めていました。しかし安いな。
子羊やヤギも売っていますが、マグロと同じキロ8ユーロって…
これが港町なのかしら。いちいち羨ましいな。
臓物が布巾を干すように売られています。
うん、興味津々だ。
通りを彩るように頭上に傘が…
何故か田舎臭さが感じておしゃれに見えんが、それもこれも全部ひっくるめてアリだなって思いました。
イートインのお店もあったりしますので、ここで食べてもよし。
まずは一周して目当てのお店を見つけて二周目にお買い物がいいかな。ウィンドーショッピングは好きじゃないけど、市場のこういうのって飽きませんね。お腹空かせてカターニアに行くべし!