カターニアを朝さんぽしてみる。
海に向かう途中で八百屋さんがあって、独特の風情を醸し出していました。オブジェの如く並ぶスイカはモノホン。
大きなスイカだけでなく、小ぶりのスイカも売っていました。
シチリアのゴリゴリしたレモンも存在感抜群ですね。果肉の部分は少ないのですが、皮の白い部分もハチミツとかつけて食べられるんですよねー。
バジルも元気抜群でした。散歩を再開したものの、海が意外と遠くって…
ていうのは海自体は近いのですが、歩けるような海岸線、もしくは海に近い眺めの場所が想像より遠かったんです。タクシーの運転手にも声をかけられましたが、そこまでして行きたいと思わず、暑さもそこそこあったので諦めて家に戻りました。
午後は小降りの雨が。テラスの手前でのんびりしながら過ごすことに。
バカンスの宿として、何にもしないで過ごせる環境というのも条件の一つ。旅行で何もしない時間、贅沢だなって思うんです。
さて、市場で買った戦利品。
あまり調理はしないので、夕食前にチャチャっと片付けたいと思います。
ムール貝は安いし美味しいからつい買っちゃう。
エビちゃんは生で食べるんだー。
キロ10ユーロで安かったからこれにしたんだ。お魚は奮発するとキリがないもんな。
それから食ったこともない貝。
茹でてからオリーブオイルとどーのこーのと言われたのですが、結局茹でただけで食べることにしました。
この子、茹でると貝と身がツルッと剥がれてくれる。お利口ちゃん。
あとは昨日紹介したタチウオとかはグリルしてさっぱり頂きます。
そうだ。
この巻貝も買ったんだった。塩茹でしたあと、楊枝でくるっと回して食べる。小さいから食べるの大変でした。
雨のせいで、一足が少ないドゥオモ広場。
そのうち天候が改善されて、二重の虹が見えました。綺麗〜!
エトナ山は裾野だけ顔を覗かせています。
ちなみにこのアパートはテラスの景色が抜群で、気に入りましたが宿までの階段が一苦労なのと思ったよりキッチンや部屋があまり満足できなかったので撮っていません。それにカターニアのゴミの捨て方が意外と面倒で、日本のそれに近いのです。ゴミの種類によって曜日が違っていたりします。毎日好きな時に捨てられるフィレンツェでの生活を思うとここは大変だなって感じました。
夕ご飯。
なんかパレルモの時と変わんねーなって言われそう。
でも美味しいものは何度食べても飽きないのだ。
さらにこの風景よ。
なんだかんだ言って満足したのです。ドゥオモの先には海が広がっているのよ〜。ちょっとしか見えないけど。てか、ほとんど見えないけど。
でもカモメは飛んでいるし、海の近くってことは感じるのです。そして魚介がうまいこと。
いつまでも夕焼けを見ながらくつろいでいました。
カターニア最後の夜です。
翌朝は早いから床に着くとしました。