カラブリア州、シッラ探検中。
ルッファ城も見たことだし、港町なんだから猫いるんじゃね?
城はさっさと引き揚げるぜ。
もうさっきから猫しか頭にない。もう献上できるものは何も持ち合わせていませんが…
とりあえず休憩したいな。
ところでメインストリートがこの広さなんだから町の大きさが想像できると思います。
一応お土産屋さんは二軒ほど見かけました。メカジキ推しのシッラはマグネットでも好評発売中です。
いえいえ、猫だよな。
バールを一軒だけ見かけました。そこで休憩。マッキャート美味しい!
『シッラは何もすることはありません』
ふとバールの外の席で目に入った店には自虐的な文字が。
いえいえ、シッラは何も無いのがいいのよ。むしろ猫が気になるほどよ。
人魚がいるシッラ。美しい歌声で人を誘き寄せて食べちゃう怪獣。
そんな歌声は持ち合わせておりませんので、猫をひたすら散歩しながら待ち侘びてみよう。
お、猫発見!コンニチハ。
アナタハしっらノニャンコデスカ?
ぴょーん!
なかなか野性味溢れる猫のようです。
可愛い牛柄の猫も登場しました。
やっぱり猫がいますね。
バイクの陰で猫発見。
可愛い。寝ています。
ところが見つけたのは彼らだけ。
港を後にして駅の方向に戻ってみましょう。
再びマリーナ・グランデへ。
猫ちゃん、どこにいらっしゃるの?
諦めて再び電車で帰ろうとしたところ、最後に猫がやってきました。
なんか人懐っこい。
あまり怖がっていない様子です。私は『タマちゃん』と勝手な名前をつけて話し始めます。
『お腹空いてるのかな?』
『ここで暮らしていける?』
ご飯がないから何もあげられず、だからと言って店なんて一軒もない。
『また明日来るよ。タマちゃん待っててね』
そう約束をして電車に乗りました。
ヴィッラ・サン・ジョヴァンニはシッラよりも店はあるけど、とりあえず夕食を適当に買ってみる。
美味しそうなポルケッタの店があったので夕食はパニーニだ。
ホテルで一夜を過ごす。
またタマちゃんに会いに行こうと決めたのです。