みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。
もう8月になりますね。明日から8月だ。
自分はさっさと夏休み取っちゃったくせに、これからみんなが順番に夏休みを取るのが羨ましい。
幕の内弁当で好きなおかずから先に食べるタイプは後で後悔するのでしょうか。私は諦めて冬休みまで我慢するしかないのにさ。
そう思うと5月でもないのに5月病になっちゃいそう。もうなってるかなぁ…?
もういいや。今年の夏は適当に働こう。やり過ごしていれば秋になり冬になるでしょう。
ところで覚えてらっしゃる方いますかね?
ここで復習すると、中央市場地上階は個人商店の集まりで、肉屋、魚屋、八百屋、パン屋などそれぞれ食料品の店があります。で、商売がうまくいかなかったり、老後のために店を締める人などが新しいオーナーに店を売ったりしますよね。新しい営業主がお店を開いた場合、全営業主の商売と同じことをしなければいけないと言うのが現状のルールとなっています。
どうやら警察はそれを適当に見て見ぬふりをしていたらしいのです。しかし、ここに来てブーブー口を出すようになって、ここ数年で新しいお店を開けたところがターゲットになっているから、これからどうなるんだろう?ってところで話は終わっていました。
この件が少し動き出したようです。
例えばうちの道路挟んだ隣の店はいろんなものをごちゃごちゃ売っています。しかし前身は八百屋でした。だからルールとしては八百屋に戻さないといけないことになるってのが前提となります。
今更?って言う現オーナーの言い分もわからなくもない。警察も遡ってあーだこーだ言うのはちょっといけずだなと思います。だって自分達だってちゃんとやってなかったのがいけないんじゃん。せめて今後開ける店はくらいの緩さを残してあげればこんな騒動にもならないはずなんです。
時代が変わったら市場だって雰囲気が変わるのは仕方ないと思っています。それでも時を止めて変わらない市場を目指すってちょっと手のひら返しにも聞こえてくる。結局どっちもどっちなんですけどね。
折衷案と言えばそれまでですが、以前の店舗の残り香を50%引き継げばいいとなったっぽい。
だから隣の店は半分果物を売ることにしたそうな。
うちの店が半分果物売ってたらビビるじゃないですか。そんな感じなんですよ。まだ前身が八百屋なら良くはないけどマシ。もしうちの店の前身が肉屋だったらどうなるんだ!もうおかしくなっちゃう。
手を引くか、半分だけでも前の店のような感じにして半分は今の商売をするとか、なんかどこへ向かっているんでしょうか、この中央市場地上階?
実際その槍玉に挙げられているお店の一つがうちのような酒屋&食料品店で、前身が肉屋なんです。
あの店、どうするつもりなんだろう?
そんな店で肉を買いたくないし、食料品を買うってのも違うような気がする。そもそもこの中央市場はコムーネのものだから、フィレンツェ市の役所の偉い人がお馬鹿さんなんだとしか思えない。どうにもスッキリしない結末が待っているんじゃなかろうか。
ターゲットにされた幾つかの店は9月末にはそれを遂行が義務付けられるそうです。
ちなみにうちの店は前身が酒屋だからセーフ。何も変わらん。
この難題をどうやって潜り抜けるか、私としては見守ることしかできません。
秋に中央市場地上階に来られたらぶったまげる風景が眺められるかも。
迷走してません?