子供が迷子に

みなさん、こんばんは。

中央市場でーす。

ちょっと前に歯痛の報告をしましたが、何故か不思議と収束化しつつあります。なんだよ、匂わせかいって思いましたよ。若干は不具合が感じられるものの、この調子なら歯医者に連絡しなくてもよさそう。あの歯痛って何だったんだろう。この後ドカンとカミナリ落とされるかな？

ま、いっか。とりあえず放置。

さて、今日もこんなトラブルから。

その前にフィレンツェの電車の駅についてお話ししましょう。

フィレンツェの中心にある駅はフィレンツェ中央駅（サンタ・マリア・ノヴェッラ駅）です。だから観光客もまずここに到着したり、また他の都市に行く時もこの駅を利用する方が多いと思います。ところがフィレンツェには中途半端に遠くない場所にリフレディ、カンポ・ディ・マルテ、スタトゥートと3つの駅がコムーネに存在します。これら3つの駅は住宅地のような場所に存在るすため在住者としては使う可能性が多い駅です。もしくはSMN駅の行き来で通過する時に見かけた方もいるかも知れませんね。

赤枠外にあるレ・ピアッジェとフィレンツェカステッロ駅も一応フィレンツェのコムーネに当たりますが、私でさえ降りたこともない駅。ここまでがフィレンツェ市に当たり、そこから先がフィレンツェ県でも隣接するコムーネに当たります。

ここ数日の出来事ですが、イギリス人観光客に起きたトラブル。

ピサからフィレンツェ中央駅へのローカル線に乗ったこの家族。中央駅手前のリフレディ駅で13歳の息子が間違えて降りちゃって大慌て。両親は中央駅に着くとすぐにリフレディ駅へとんぼ返りするのです。ところが息子は同じ想いで中央駅への電車に乗っていたのです。

当然両親はリフレディ駅で息子を見つけられません。そしてようやく鉄道警察へ報告。息子は無事保護されたんだって。

13歳って子供っちゃ子供だけど分別はあるし、1人で車内を歩いても問題ないと言う親の判断だったのかも知れません。息子は携帯電話を持っていなかったので連絡がお互いに取れなかったってのが両親としては気を揉む結果になったわけですが、大事に至らなくってよかったですよね。

私も子供の頃を思い出しました。前も話したことがあると思いますが…

ある年の誕生日に家族で銀座に行って、デパートで私が迷子になっちゃったんです。多分小学生のいつだか忘れたが。で、両親はデパートで放送をかけてもらって大騒ぎになったらしいんだけど、私は駐車場へ1人で向かったんだと。娘を見つけられなかった両親はガッカリして駐車場に向かうと座って待っていた私を見つけたんですが。

子供なりに危機管理とかあるんだと思います。あ、間違った、どうしよう、こうすればいいかって。親の斜め上を行く発想よ。

私もデパートで御用になってればここまで大げさにならなかったのに、どうして駐車場行くかね？この心理は当時の私に訊かないと理解できない。言い訳すると私は銀座が本当にご褒美シティーでした。煌びやかな町へ行けるって言うより普通に外国人に会えるから。だからキョロキョロしていて迷子になったんだろうな。もちろん携帯電話なんてありませんでしたからこのパターンと同じ状況ではあったものの、方向音痴の私が無事に駐車場まで行けたのはファインプレーだったと自負しています。しかもデパートの駐車場じゃない、父の勤務先の駐車場だったのですから。多分私は子供の頃迷子になることが多く、親の不行き届きって言ったらそうなのかも。それ以上に私がフラフラする困ったちゃんだったんでしょう。スゲー迷惑な子供。記憶に薄い話ですが、今度事実を母親に聞いてみよう。怒られたっけな？

こんな子供でも大人になったらどうにかなるもんです。

迷子の先にイタリアまで来ちゃって住んじゃうって事実よ。

そんな娘を持ってさぞ両親は、

『まだ地球にいるから良しとするか』

くらいの感覚かも知れない。

ま、こんな時代なので子供には携帯電話持たせたほうがいいな。

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