みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。
ええ、そうなんですよー。
暑いんです。
水が売れます。500mlより1,500mlのペットボトルを買っていく人たちが多いのでわかりやすく暑いです。
私も40度以上の数字を今回記録するのではとちょいちょいチェックしていましたが、私が見た限りでは41度の壁は越さなかったのかな?と思います。
そんなことより働けーって声が聞こえてきますが、やってられっかいってのが正直な気分。私は正直に生きたい。
その結果、やっぱりダラダラしちゃいました。ダメ人間。
さて、昨日のバカモン問題。ヴァザーリの回廊に黒字のスプレーで書かれた落書き。この文字数字が『DKS1860』であって、一体何の意味だか不思議だと言われています。ウフィツィ美術館の技術者たちはこの修復費用を1万ユーロと見積もりました。文化大臣のサンジュリアーノは24時間の自警団を配備するなどの発言があり、なんか物々しくなってきましたね。
eco-vandali(エコ・ヴァンダリ)法案というものが間も無く成立する予定です。法案では生じた損害を修復する費用と同額の罰金を知事が課すことを規定しているそうです。今回は10,000ユーロの支出が見込まれるため、それを破壊者である犯人が賄うことになるのかな。
どうやら昨日の朝5時20分に行為が行われたようで、カラビニエーリは落書きをした2人のドイツ人学生の特定に成功したようです。家に踏み込んでだときドイツ国籍の学生が11人いたらしく、全員が2002〜03年生まれの若者だったようです。アパート内では落書きに使ったであろうスプレー缶2本や容疑者が着用していた服なども見つかりました。押収された缶の指紋と彼らの指紋照合をしているとか。
そして疑問だった『DKS1860』の文字。
ミュンヘンのサッカーチームに関係があるのではないかと書かれていましたけど、私さっぱりなので調べてもピンと来ませんでした。
落書きといえば思い出す。恐ろしいくらいにしっかり覚えていますよ。
フィレンツェのドゥオモのクーポラでの落書き事件。2008年は日本人落書きの豊作で、イタリアに日本の恥を晒しました。どうしてこの年に多かったのか?同年2月に岐阜の短大生が名前の落書き。同年3月にはこれまた京都の大学生が大学名を書き込みました。さらに同年6月には高校の野球の監督が自分と妻の名前を書いて監督解任。
やっぱりわからん。落書きってそんなに楽しいのかしら?何の思い出にもならんけど。
これらも時代が今ならガッツリ請求されて罰則になっているかもしれない案件ですよね。
しかし防犯カメラの威力すご。
朝、ラジオで説明してたよ。フィレンツェの中心街はメチャクチャ防犯カメラがあるらしいぞ。
結果サクッと御用になったわけですが、これも国際問題になるのかしら。
私が思うに、いままでこんなのが沢山あって、それがもう我慢ならない!ってなって法案作りまーすってなったんじゃないかと。今までの積もりに積もった想いが噴き出してって形が今なんじゃないでしょうか。ニュースにならないような小さなことも実は起きていて、どこかで線引きをしないとキリがないとか。これって観光大国のイタリアでさえこのレベルなので、いつか日本も同じような問題に直面するような気がします。ものによってはゴシゴシ擦れば元に戻るかもしれないけど、日本のような木の建築物とかだと刻んだりしちゃったら元には戻りませんもの。
だからこそ多くの防犯カメラとペナルティーってのは致し方ない抑止策なのかもしれませんね。
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