みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。
涼しい!30度行かない。昨日は大雨降ったけど蒸し暑くはならず、今はこの気温プラス、涼しい風が吹いています。今夜も降る予報ですが暑くなくってよかったです。市場の住民たちも、
『終わった、な』
だって。カッコつけていったって、ただ『夏は終わったね、バカンスも終わったし仕事しないと、な』の略が上記セリフです。
そうです。今週で8月も終わり、9月になると学校も始まるし、クリスマスまでは働くかってな気分なのでしょう。
さて。
Amazon、皆さんは使います?私は日本にいた頃はよく通販とか使っていましたね。でもどうでもいいものを買っちゃったりして相性が良くないんです。だから自分で見てお財布開けて買うのが合理的なので使っちゃいませんが、店の備品などはいつもお世話になっています。
こんなニュースがありました。
Amazonが今日、同社で販売するイタリアの中小企業の2022年の結果を発表しました。
ちなみにイタリアから世界へ販売されている商品の数は1億2,500万以上あって、前年比約20%増加しているそうです。また、ここAmazonで参加するイタリアの中小企業は21,000社にものぼります。
イタリア中小企業850社の売上高は100万ユーロを超え、5,100社以上が売上高10万ユーロを超えていることはAmazonでの商売がうまくいっていることを意味しているのでしょう。よく売れている商品はホーム&キッチン、美容、健康、スポーツ、食品です。
うん、時代はオンラインストアなのかな。
今回のお話は買う側ではなく、売る側のお話で、イタリアではロンバルディ州が輸出額で1位(3,400社、1億7,500万ユーロ以上)の地域、2位がカンパニア州(3,000社超、1億3,000万ユーロ以上)、トスカーナ州は第3位で約1,300の中小企業が参加していて、海外での売上高は1億ユーロを超えているそうです。
で、4位がラツィオ州(2,100社、8,000万ユーロ以上)、5位がヴェネト州(1,400社、約7,500万ユーロ)、これがトップ5です。
イタリアの都市別で言うとフィレンツェはベスト8に含まれていて、約400社の中小企業がAmazonで販売していて、海外での売上高は4,500万ユーロを超えています。海外売上高都市別トップ8はミラノ(1,300社、8,500万ユーロ超)、ナポリ(1,800社、8,000万ユーロ超)、ローマ(1,600社、6,000万ユーロ超)、フィレンツェ(400社、4,500万ユーロ超)、トリノ(700社、4,000万ユーロ超)、ボルツァーノ(100社、1,500万ユーロ超)、バーリ(600社、1,500万ユーロ超)。
フィレンツェは参加する中小企業の数に比べて売上高の数字が高いことがわかります。なんか、ズブズブですねぇ。
ドイツ、フランス、スペイン、イタリアの中小企業がAmazonを通じて販売で最も成功している国はアメリカとイギリスなんですって。
お得意様はお金のある先進国ってことか。もう世界中のなんでもオンラインストアでお買い物できちゃう。怖い話ですけど、私はかなり前からわざわざその場所に行って買い物をする人が減るんじゃないかと思っていました。だってこんな時代ですもん。でも不思議なことにわざわざ重いもの、例えばワインや瓶物の食品を買っていく人はそんなに減ってないんですよ。彼らが求めるものは小さな作り手さんのもので海外で手に入らないもの。このコアなリクエストが減らない限りAmazonとまだまだ対抗できるのではないかと睨んでいます。あんま将来性のないお仕事をしていますけど、私が現役のうちはまだ伸びしろがあるビジネスだと思いました。
今となっては旅に行かなくてもその国や町のことを知ったりするのは容易だし、気になる商品だって家からクリック一つで世界中のものが手に入る時代です。それでも旅に出たりその場所で買い物したりお土産買ったりする行為はアナログといえばそれまで。でも、旅による精神的なリフレッシュとか現地でのショッピングの楽しみはまだまだ需要があるし、人間の根本的な欲求ってこれからも変わらない気がします。
どう思いますか?
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