みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。
さむ。最高気温24度ですよ。雨降って涼しいくらいの温度ではあるのですが、先週からの今日なので肌寒く感じるのは当たり前ですよね。ただ予報では明日から少しずつ暑くなり、週末には30度を越えるようです。
フィレンツェではいつもどこかで学会が行われていて、世界中から学者さんが入れ替わり立ち替わりでやって来ます。私はわからなくともどんな学会をしているのか聴くのが好きで、昨日から始まったのは
『ヨーロッパにおける野生の哺乳類と人間の共存』がテーマだそうです。例えば日本だと熊が木の皮を剥いじゃうみたいなこと。せっかく育てた木にそれやられちゃうと木は治らないし生きていけない。どうしてこう言うことが起きるかとか、今問題になっている鹿とかの話をヨーロッパという土地で野生の動物が人間と生きることへの提言とかを話すのだそう。なんとも難しい。要するに熊、鹿、猪などがイメージされそうだけど、ネズミとかの小動物も提言の一つとして挙げられています。そんな学者さんがお客さんで来た時は私も日頃の疑問を解決すべく何か一つは質問をしたいと接客中に考えますが、残念ながら何も出てこない。めちゃくちゃ悔しかった。
町の中で生きているからスッと疑問が湧かないんだ。大切なことなのに。
これはこれで問題なんだろうな、私がのほほんと生きている外ではこんなムズいことを真剣に考えている人たちがいる。スケールが大きすぎて日常には見えない人間と野生動物のルールを研究する人たちに感謝したいと思いました。
ほい、言いたいことはここまで。あとはなんか見つけたので情報のお裾分けです。
さて。
フィレンツェは昔、城壁があってそこには門がついていて、時間を区切って閉めたり開けたりがされていました。それにより国の治安を守る意味があったのです。いくつかの塔、門、要塞は世界遺産として保護されています。これらのうちサン・フレディアーノ門とゼッカの塔は7月と8月に開館していました。9月に入るとローマ門(ポルタ・ロマーナ)が毎日訪問者に公開されることになります。ベルヴェデーレ要塞、サン・ジョルジョ要塞、サン・ジョヴァンニ要塞も期間限定で開館されます。
ポルタ・ロマーナは9月1〜30日まで、毎日午後4〜7時まで公開。この門の建設は1328年に始まり、シエナとローマの方向にある戦略的な位置にありました。ローマに向かう門だからポルタ・ロマーナなんですね。1536年に皇帝カール5世が到着したのがこの門。私もシエナから帰ってくるとこの門を見るたびにフィレンツェに戻ってきたと感じるモニュメントの一つでした。門の上部から町の景色を見ることも今回はできます。
さらに10月8日までの毎週金曜日と日曜日(9月15日までは午後5時と6時半、9月17日から10月8日までは午後4時と5時半)はベルヴェデーレ要塞のガイド付きツアーに参加することができます。サン・ジョルジョ要塞では9月2日と23日は通常通り利用できますが、9月3日と10月1日はリベルタ広場のサン・ガッロ門周辺の散歩に参加できます。また、サン・ジョルジョ門からミケランジェロ広場までの城壁沿いの散歩は9月9日と30日に参加できます。フィレンツェの美しい景色を眺めながら自転車のツアーで中世や現代の都市の関係を学ぶんですって。9月16日にはプラート門からゼッカの塔やセルぺの塔までの自転車ツアーがありますって。
興味のある人やたまたまフィレンツェに行くって人は下記ご覧いただいて参考になさってください。
ポルタ・ロマーナ
訪問:9月1日〜30日の午後4時から7時まで。指定された期間に30分ごと。入場料は6ユーロ。
ベルヴェデーレ要塞
訪問:10月8日までの毎週金曜日と日曜日
9月15日までのガイド付きツアーは午後5時と午後6時半、9月17日から10月8日までは午後4時と午後5時半
2.50ユーロ(居住者)、5ユーロ(非居住者)
サン・ジョルジョ要塞
訪問:9月2日と23日、午後4時から7時まで30分ごと。6ユーロ
ポルタ・サン・ガッロ周辺散策
9月3日、10月1日、10〜13日、1時間半ごとの訪問
2.50ユーロ(居住者)、5ユーロ(非居住者)
壁沿いを歩くガイド付きツアー2時間
9月9日と30日、午後6時
2.50ユーロ(居住者)、5ユーロ(非居住者)
自転車で壁沿いを行くガイド付きツアー2時間
9月16日、午後6時
2.50ユーロ(居住者)、5ユーロ(非居住者)
サン・ジョヴァンニ要塞
訪問:9月14日(完売)と21日、午後4時から午後7じまで1時間ごと
8ユーロ
インフォメーション&予約
055-2768224
info@musefirenze,it
www.musefirenze.it
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