みなさん、こんばんは。
モンテリッジョーニへ行ってきました。トスカーナ、シエナ県にある小さな町です。
うわー、久しぶり。最後に記事にしたのは2018年の12月『
年の瀬ですね…』でした。しかし、実際に私が最後にここを訪れたのは2020年の2月です。あの頃はコロナで大騒ぎし始めてまさかその翌月にロックダウンが起きるなんて思いもしなかった。
それから3年半が経ち、本当に懐かしの場所に戻ってきた気がします。
フランチージェナ街道、巡礼のためのカンタベリーからローマまで続く1000年以上の歴史を持ったこの通りはモンテリッジョーニの市壁内部を突っ切って走っています。
その間、どのような風景だったかは私には知る由もありません。しかし今日見た風景は変わらずのもので、ここを訪れる人々も何もかも変わっていない。時々思うんです、あのコロナっちゅうのはなんだったんだ?
狐につままれた気分になるくらい時間だけ流れて私がここに来れなかったのかしら。
そんな感じをしてしまうのです。
あ!
遠くに見えるサンジミニャーノの見晴らしも変わらず。
天気が良くってよかった。
この小さな城壁には今40人くらい住んでるって同僚のガイアが言っていました。
ホテルは潰れてしまったのかずっと閉まっています。相変わらず長閑とも寂れているとも言えますが…
変わらないな。
ここの城壁にのぼる人たち。
ちょっと覗いていこうかな?
驚いた。
なんと入場料が5ユーロにしれっと値上がりしてました。私が知る限り、当初は無料で、いつからか1ユーロになり、そのうち1.50ユーロになり、2ユーロに値上がりし(
2014年5月)、3ユーロに値上がりし(
2018年5月)、現在は5ユーロだと!?
物価が値上がりした。いろんなものが値上がりした。ただ階段を上るだけのここにいつの間にか値上がりしたってどーゆーことさ。
便乗値上げと明らかに思えるのも今となっては当たり前なのでしょうか。
それとも何か新しいことをするためのお値段なのか、よくわかりませんが。
何も変わっていないと言うのは間違いでした。無料の時代を知っているからより感じてしまうのでしょう。
もう、わかったよ。値上げの波はどこにでもあるのね。切なくなっちゃう。
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