グロッサの塔、2023年秋

みなさん、こんばんは。

サン・ジミニャーノに行ってきました。

1990年、世界遺産登録。小さなこの町へ年間250万人、沢山の観光客が訪れます。ここへ訪れるにはフィレンツェからだとSITA社のバスで行くか、ポッジボンシまで電車で行って、結局バスで向かうかになります。レンタカーでもいいけど、ちょっと行きにくい、だからこそ気になる町ですよね。

やはりここも真冬になると観光客が減るので寂しくなりますが、9月ですとまだまだ人が多いです。

塔の町として知られ、全盛期の15世紀には72の塔が確認されていますが、16世紀には25に減少、そして現在は14です。そのうち一番高いグロッサの塔（54m）、画像の真ん中に聳えるところに登ってきました。

フィレンツェだとドゥオモより高い建物を建てちゃいけないってルールがありますが、グロッサの塔はおんなじようなもんです。だからここからは全てを見下ろせるのですよ。日本で一番の高さを誇るタワマンは東京の虎ノ門にあるようですが、そこで255m。それに比べたらかなりちっちゃいな。

でもこの塔は1311年に完成したんだから比べようがありませんね。ドゥオモ広場に面したコムナーレ宮殿の隣にあるこの塔へに入場。218段の階段を登ると一番上に出れます。金額を確認し忘れましたが、ググったら9ユーロらしい。せっかくなんで時間と金額を下記に貼り付けておきます。

クリスマスは休みで、元旦はやるよ。

ここで元旦（12時半〜17時半）から塔に登れます。

普通の階段をグルグル回って上に行くのですが、最後だけこんな梯子みたいな階段を登ったら屋上です。頭ゴツンしないように気をつけましょう。結構ぶつける人います。

大きな鐘に出迎えられ、まずは小休止。

相変わらずの美しい景色。

これを見るためなら218段の価値はあります。しかも並ばないで登れるのも普通に嬉しいのです。

サルヴッチの塔。

2016年、ここに入った時の記事は『序章』『前編』『後編』をご覧ください。塔の中を紹介しています。

上から見るチステルナ広場。ここには、

世界チャンピオンのジェラート屋ドンドリがあります。相変わらずの人気店ですね。

苦労して登ってもまぁ10〜15分くらいですよね、滞在時間。

あとはさっさと下りていきます。天気の悪い日はあまりオススメしませんが、お天気だったら是非登ってみてください。

見える景色も登る大変さも経験済みですが、たまにやりたくなっちゃうんです。

気持ちいい空気を吸って、山に登った気分で深呼吸。

秋のサンジミをお届けしました。

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