みなさん、こんばんは。
フィレンツェでーす。
今週だったっけな?お客さんから、
『フィレンツェって何人くらい日本人住んでいるんですか?』
って訊かれて答えに戸惑ったことがありました。そういや、結構いるなって覚えがあったけどさてどのくらいかと言われるとワカンナイ。
たまたま旧友とお茶して、彼女もこの数年で日本に帰ってしまった。特に多かったのがコロナ後の完全帰国。
『あの人も帰っちゃったねー』
なんて話が随分増えたものです。
ふと調べてみようと思いました。ISTAT(国立統計研究所)の数字です。これは恐らく日本人在住者、つまり長期留学者や駐在員家族などを除いたものだと思われます。私の記憶だと2,000って数字が頭のなかに残っていたので、これがイタリア国内なのかフィレンツェ圏内なのかわからないので数字でしっかり見てみます。
データは2022年1月1日現在。
まずイタリア全土で見ると、男性が1,786人、女性が5,069人で圧倒的に女性が多い。トータルで6,855人ですって。私はもっと多いかと思いました。イタリア在住の外国人比率で言うと0.14%なのでかなり少ない。州別で言うとロンバルディア州、トスカーナ州、ラツィオ州がトップ3を占めていました。これは全体の7割がここに住んでいることを表していて、恐らくミラノ、フィレンツェ、ローマってことなんでしょうね。
おや?イタリアは20州なのに19州しかない。どこが足りないのかとよーく見るとモリーゼ州に日本人がいない!南イタリアにある小さな州ですが、ここにはジャパニーズが住んでいないようです。右端の赤数字の%は前年比です。あら、どこも在住者が減ってますね。何故かサルデーニャだけ増えてるのが面白い。
トスカーナ州で言うと、1,200人くらいの日本人が住んでいることに。そっかー、そんなもんなんだ。てことはよ、やっぱフィレンツェって村だわ。日本人の知り合いを繋げたら、1つか2つ先で終わりそうな気がする。普通に考えて怖いと思いません?東京じゃこうはいかん。
で、もう一つのデータ。
年別の人数を表したものですが、7,000人代を増えたり減ったり続けていたのが2022年でガクンと減った。2021年から2022年で1,000人も減った。
こう言うことよ。コロナでしょー。
毎年誰かが日本から住みに来ているのにそれ以上に人が多く帰っちゃったってことですね。うん、これは肌感としてわかるわー。しかしこうやって州別で見ると、2021年まではモリーゼ州に日本人はいたんだよ。2022年で消えたんだ、なるほどね。2021年に居た1人、誰よー!
と言うことで覚えとこ。
イタリアには6,800人日本人がいる。うちフィレンツェには1,200人、こんなトコか。このうちの一人が私ってことですね。
ところで。
私が当初言っていた2,000人って数字がどっかに飛びましたが、そんなもんよ。
忘れてくださいな。
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