みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。
今朝の地震、なんだアレ?
5時10分、フィレンツェ県北にあるコムーネ、マッラーディで観測されたマグニチュード4.8。日本在住者からすると『大したことないじゃん』と言われそうな数字ですが、耐震構造でない家に住んでると怖いんですよー。
10日くらい前、モロッコのマラケシュでマグニチュード6.8の大地震が起きましたよね。
うちの家の下で商売してるモロッコ人に親戚ご家族大丈夫かすぐに聞いたんですよ。彼らの実家はもっと東寄りだったので大丈夫だったし地震も感じなかったと言うことでした。それでも予想しなかった自国で起きた地震に心を痛めてすぐにお金を寄付したそうです。
フィレンツェからは3,000km弱離れている町での出来事ですが、大きな地震が起きなかったからってこのように油断すると瓦礫の山になることもある。大変でしたね、と声をかけたものの、それから大した日にちが経っていない中でのフィレンツェで感じた地震。
この地震によって目覚めた人、また今日月曜日はストライキの日でしたので、列車はそれプラス地震の影響でキャンセルや遅延が起きました。地震の原因として昔から言われているのはアペニン山脈。この山脈が北の方にグッグッと近づいているみたいなの聞いたことがあります。もちろん微々たる動きなんですよ。でもまれに起きる地震の中でちょっと生きのいい地震が出てきたらうちの家もぶっ壊れそうな気がする。
INGV(Istituto Nazionale Geografica a Vulcanologia=イタリア国立地球物理学火山学研究所)によるデータは随時インターネットで見ることができます。私だって地震の国からイタリアに来ているものの、これといったすごい地震を経験したことがなく今に至っています。わからないから怖い。わかってるともっと怖いのかもしれない。
仕方ないのでイタリア市民保護局(Dipartimento della Protezione Civile)のサイトに飛んで、この国では地震のためにどうするかを調べてみました。建物の構造や考え方も違うだろうからイタリア流を知っておくべきかと。以下に示します。
住んでいるコムーネの耐震等級を調べること。
ガス、水道、照明のスイッチがどこにあるか、どのように開閉するかも調べること。
落ちてくる可能性があるので重い家具は壁に固定すること。
救急セット、懐中電灯、電池式ラジオ、消火器を自宅に保管して家族全員がどこにあるかを知っておくこと。
学校や職場で緊急時の対応計画ができているかの確認。
屋内にいる場合は倒壊の可能性があるため厚い壁についた出入り口、または梁の下へ避難。
テーブルの下に避難。家具、重い物、ガラスが落下する可能性があるため近くにいると危険。
急いで階段を上がったり、エレベーターを使用しないこと。場合によっては階段が建物の最も弱い部分であり、エレベーターが動かなくなり外に出られなくなることがある。
橋、地滑り、海岸の近くに駐車しない。怪我をしたり倒れたり津波に見舞われる可能性がある。
屋外にいる場合は建物や電線から離れる。崩壊する可能性がある工場や送電線から離れる。
津波が発生する可能性があるため、湖の端やビーチから離れる。
市の緊急計画で指定された待機場所に行く。電話や車の使用は避ける。これは救助活動を妨げないように電話線や道路を空けておく必要があるから。
地震の後、周りの人たちの健康状態をチェックする。こうすることで困っている人を助け、救助活動を促進することができる。
悪化させる可能性があるため、重症者を動かさない。
慎重に靴を履いて外に出る。路上では割れたガラスや瓦礫で怪我をする可能性がある。建物や危険な構造物から離れた、開けた空間に行く。
まぁ、取り立てて新しいことはないですね。小学校の時に訓練でやったのと同じかな?
そういや非常用の袋みたいの家にないな。懐中電灯とか持ってないな。そういやラジオも持ってないな。
防災グッズは用意した方がいいのかなって思いました。厚底のしっかりした歩きやすい靴とかも必要なのかな。
テロとかも怖いけど、天災も然り。
なんか嫌な世の中ですね…
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