みなさん、こんばんは。
サン・ジミニャーノでーす。
この景色も何度撮ったことだか。左に映る糸杉の上が角刈りになっていますが、あれをチョキンと切った時のこと覚えてるぞ。5年くらい前でしょうか。
あの時はどうしてこんなことを!と思いましたが、理由はあるんでしょうね。今はこの形に慣れたもんです。
中世の町も上から臨めばこのように計算されて建物が並んでいます。
何百年も変わらない風景をルネサンスの時代も近年もあったとするなら、とても感慨深く感じます。
メインストリートやそこにある広場を通るのもいいけど、少し外れた道を歩くと猫に会えたりします。
観光客多くとも慣れたもので怯えることなく落ち着き払っているのが大物感あり。
ほら、猫第一号。
見晴らしがいい通りでのほほんと。
昔は放し飼いで猫を実家で飼っていたのですが、私もやってみたい。
やってみたいが、現状難しい。フィレンツェのチェントロで2匹の猫を放し飼いしている知人は、
『大丈夫、ちゃんと戻ってくるよ』
と言っていたものだが、そんなん猫によって違うじゃん。おバカちゃんだったら戻って来れないかもしれないし。
壁に寄っかかってるおじいが飼い主。
『な、いい子に見えるだろ?』
ええ、見えますとも。おとなしい可愛い猫ちゃんじゃないですか。
『でもそうでもないんだ。だからスピネッロって名前をつけた。初めて会った時に引っ掻かれたから』
えー、そんな理由で名前つけたんかい、おじい!
そりゃ初めて会って手出されたらビビって引っ掻く猫の気持ち考えてみろ。根に持ってイバラなんて名前つけるおじいの性格よ。
『これ、隣の家の猫』
ペペと言うらしい。なんだ、コショウの回しもんか。
おじいも名前の由来は知らないらしいが、ぺぺちゃんはお昼寝中。
私ったらチンクエテッレで猫探し、サンジミで猫探し。
これが仕事中のお楽しみです。
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中央市場に来たい人は、