みなさん、こんばんは。
シエナでーす。
シエナって本当に美しくていいですよね。ごちゃごちゃ茶色の家並みの中に映える大理石のドゥオモ。フランチージェナ街道と呼ばれる巡礼の道にあるこの世界遺産の町は中世に大きく発展していきシエナ共和国として隣国と争いをしていた頃。その栄華は1348年にヨーロッパを襲ったペストの流行から少しずつ下降し1555年にフィレンツェのメディチ家コジモ1世によって陥落します。時が流れた今でもシエナはフィレンツェを嫌っている、その理由として高速道路でつながりたくないなんて言われています。
そう、シエナへはフリーウェイでしかいけない。ま、電車では行けるけど歴史遺産地区に訪れるなら断然フィレンツェからはこのフリーウェイを通るバスでが一番便利です。
ここに来たらドゥオモには入りたい。なんせ360度装飾された内部は圧巻だからです。
チケット売り場は毎度行列ができていますが、この時期ですと入場にはさほど並ぶことはありません。ゆっくり見たいなら時折椅子に座ったり、有料のトイレが50セントであるのでのんびりしたいものです。
内部にあるピッコローミニ図書館。ここまで来たらピントゥリッキオの美しいフレスコ画もしっかり見学したい。
で、お昼を食べる時間がなくなっちゃうから簡単なものでシエナらしいランチをしましょうって。ドゥオモ近くにある
サン・デジデーリオに寄る。ここは何度も使っていますが、急いでのランチはあまりありません。対応がどうか気になりましたが、すぐにお料理を出していただけました。
急いでいたせいで、お店の外観も内観も撮り忘れましたが、早速メニューの上からお客さんが選んでいきました。
だから私も順番に選ぶと、
オッソブーコ(仔牛のすね肉)のラグー、郷土パスタのピチと。
黒地に白い線が入ったトスカーナの地豚、チンタセネーゼのラグービアンコ。通常のラグーはトマトを使いますが、ラグービアンコはトマトなし。パッパルデッレのパスタと。
うわー、どれも美味しそう。
で、私は三番目に載っていたプリモ。
ゴルゴンゾーラチーズとイチジクのキャラメリゼ、黒胡椒のリゾット。オシャレだな。
もっと重いのかなと思いましたが、コショウとイチジクがアクセントになってペロリでした。これ、本当に美味しい!今度家でトライしてみようと思いました。
シエナは美味しいレストランが沢山あります。
観光も楽しいけど、お料理も堪能したいですね。
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中央市場に来たい人は、