みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。気温は落ち着いていますが、パッとしない空模様。
あーあ、三が日終わっちゃったよ。本当に正月気分を味わえない国だな。でもいっか、毎年こうだもんな。唯一2021年の正月だけは日本で過ごせたから、あの時は箱根駅伝みたりして楽しかったなぁ!
さてさて、5日の金曜日から冬のセールが始まります。私は今年も参加したいほど欲しいものもなく、相変わらずマイペースだけど世の中はそうでもないらしい。トスカーナ人の10人中4人は購入に意欲的でひと家族あたりの予算は267ユーロって数字も出ています。4万円ちょっとってことか。まぁあり得る金額ですかね。
10月から12月までそれほど寒くならなかったせいで秋冬コレクションの購入は半減、マイナス46%だったそうよ。暖冬もファッション業界にとっては痛手だったみたい。あったかくて喜んでるのはそれ以外の住民だったんだな。よって店側は実質販売が促進できないままセールに突入という悲しい現実がそこにあります。
トスカーナ人の40%は既に何を購入するかを決めており、7日の日曜日までに決断するみたい。もう目星のものはチェックしてるっちゅーことね。日本だけじゃないのよ、長引くインフレが予算を抑えているって見方が強いですね。でね、何を買いたいかっていう数字では靴が58%、セーターなどが56%、下着34%、Tシャツやトップス29%、シャツやブラウス27%、アウター21%、バッグ19%、ドレス&スーツ17%、リネン15%、スカーフ&帽子13%、革小物10%。なんか、靴っていうのはわかるな。私も買うとしたら靴が欲しい。皆さんも同じようなアイテムが欲しい?
購入はクレジットカードを受け入れる、キャッシュレスを優先すると一応決まっているそうです。
また購入後、商品が破損しているなどを除き店側の裁量に任せられています。理由がしっかりしてりゃ商品の交換は可能な場合があるってこと。この場合は店側が修理や交換をし、それが無理な場合は購入価格の減額や返金を行う義務があります。購入者は衣類の欠陥を発見した日から2ヶ月以内に報告する必要があり、オンライン購入では商品受領後14日以内であれば契約の変更または終了が許可されています。これらは法令によって守られたルールね。
ちなみに秋冬のセールの定義は季節限定や流行ものでなければならず、一定期間内に売れないと大幅な減価償却が発生する可能性が考えられるって決まりがあります。そりゃそーだ。
また定価と割引価格を双方表示するのも義務となっています。
トスカーナ州365万人、うちフィレンツェ市民37万人の多くがこのセールを楽しみにしていると記事は締めくくっていましたが、なんか私は肩身が狭いな。だって絶対に買うもんないもん。なんか、景気に協力できなくてスマヌ。歳を重ねるごとに物欲がなくなっています。ただでさえミニマリストではないけど断捨離愛好者の私は家に物が増えるのがどうしてもダメなんだよね。買うなら何かを捨てないとどうしても落ち着かない。捨てるほどのものがなければ購入はできないのよ。タンスから出るほどの衣類は置きたくないんだけど、そのタンスでさえ30%は空きがあります。でも私にとっては70%はマックスなので、これ以上購入できない状態でしてね。市場でいつも着ているブルーのダウンもとうとう15年くらい使い続けててボロボロ。でもその後釜は数年前に購入済みで今更買うものもない。
ただ大分安くなっているだろうから、興味のある人はいっちょチェントロで店巡りをしてみてはいかがでしょうか。
さ、5日からは前述の通りセールが始まりますが、9〜12日は第105回ピッティウォーモも開催されます。来週はわかりやすいオシャレ族が街を闊歩することでしょう。
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