みなさん、こんばんは。
中央市場でーす。わーい、土曜日だ。
1週間乗り切った!お疲れ様です。
さて、昨日に続き物価上昇のお話です。
昨日同じ買い物をした場合、一昨年と比べてフィレンツェでは501ユーロ値上がりしたと、さらに2022年と23年の2年間では1,000ユーロ値上がりしたなんて話をしました。お店でもその話になって、確かにそうだって意見に落ち着きました。
そういや色々節約しても今まで使ったお金で収まらない、なんて声も。1週間にいくら食費を使うと決めている家庭ではどうしても予算に収まらず、お金を使わない日を作って、家にあるもので済ませるとかやりくりしているようです。こんなのどこの家庭も頑張っているんですよね。
でね、こんな記事があったので紹介したいのですが、食材のどれがどの値段ってのじゃなくて、増加率で見てみると、びっくりするよ。改めて考えてみるとそうかもしんないって気にもなったけど、数字で見ると愕然とする。今回はEUとそれらの国、勿論イタリアも併せて見てみます。
2022年から23年にかけての価格上昇、イタリアではジャガイモが40%、果物は12%値上がりしたんだと。果物は私食べないからよくわからないけど、野菜は確かに高い。トマトも旬の時期でさえ値下がりが少なかった。ただ欧州統計研究所は傾向として、2023年には農産物価格の高騰に歯止めがかかると言っていたそうです。でもその2023年での値上がりでオリーブオイルは54%、種芋を含むジャガイモが23%、豚が22%、卵が20%の事実があります。
で、イモ大好き国ではドイツ(+49,1%)、スロバキア(+48,0%)、クロアチア(+44,3%)で急増していて、その後にイタリア(40,3%)が続きヨーロッパで4位の値上がりとなったそうです。言われてみれば去年っていつもよりジャガイモ買わなかったかもしれないな…
で、イタリアと言えばオリーブオイルが有名ですが、2022年からの増加率として1年で22,1%値上がりしたんだから悲劇よね。これは私も一昨年と去年の仕入れ値で深く感じています。正式に出された数字って信憑性があるんでしょう。こんなの調べたところで安くなるわけじゃないけど、ついついこういう記事見ちゃうのよ。でも同様の調査ではポルトガル(+80,6%)、スペイン(+70,7%)、ギリシャ(+66,8%)に比べたらイタリアは全然可愛いもんなんだとわかりました。地中海のオリーブオイルどうなるんだ!
オリーブオイルは毎日のように野菜にも使う調味料です。しかし野菜自体が値上がりして、EUでは野菜は2023年には8,7%の増加記録をし、イタリアだと5,8%となりました。これらの値上げですごい上昇を示したのがラトビアで30%近く、スロバキアとポーランドでは20%の上昇ですって。郊外の人は家庭菜園やった方がいいよな。何かの足しになるならいいもん。私もハーブくらいだったらできるかな、やってみようかな。
肉に関しては豚がEU平均+21,1%でイタリア+23,3%、子牛肉がEU平均+8,4%でイタリア+9,9%はとEU平均をイタリアが上回っているのもしんどい。あー、見るんじゃなかったって思った。ビーガンは関係ないけど、私雑食でなんでも食べるんで困りますよ。
牛乳も然り。スペイン(+31%)やギリシャ(+21%)に比べてイタリア(+6%)は価格上昇が少ないですが、あれもこれもだと結局大きな波になって家計を圧迫してるんだ。
最後に卵。イタリアは+19,7%。でもこんなのEUではまだ可愛い方で、クロアチア(+40,8%)、ハンガリー(+37,3%)、スペイン(+29,5%)なんか大変。卵や牛乳も日々必要な食材だったりしますもん。お菓子とかパンとかにも使いますし、ここまで見て食材の価格増加に関しては特にスペイン酷い環境にありそう。悲鳴が聞こえてくるよ。
全く、何も食べない訳にはいかないし、野菜だってお肉だって買わないといけない。煮込み料理を作ればガス代がかかるし、だからって出来合いの物を買っても割高ですもんね。たまには美味しいご飯を食べに行きたいし。
やっぱり安売りの時に賢く購入して、その中で献立を立てるのが一番のやりくりになるんでしょう。
こんな週末の話になってしまいましたが、まぁどの国だってそれなりの影響を受けているんです。取り立ててイタリアがどうこうって訳じゃないしもっと大変なことになっている国もあるんだって知りました。なんかレストランも微妙に値上がりしてたのかも。
とりあえずはゆっくり休日を過ごそう。
良い日曜日を♪